物理学特論2
物理数学入門

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
真野 博史 講師 2 1 第1学期 4

授業の目的・内容

物理学と数学とは密接な関係がある。例えば、ニュートンが力学を構築するために微積分を作り出したように、物理学を記述するための便利な言葉が数学である。また、物理学とは多くの法則、公式を覚え、自然現象を理解する際にそれらをうまく当てはめる学問ではなく、基本法則を見いだし、それらから様々な物理現象を数学を用いて統一的に理解しようとする学問である。
本講義では、以上の視点から物理学と数学とがいかに密接に関連しているのかを伝えることを目的とする。そのためには、物理と数学とを別々に系統立てて講義するのではなく、各テーマごとに物理と数学を関連づけて講義する。

授業計画

三角関数、指数関数と物理
テイラー展開と物理(1)
テイラー展開と物理(2)
複素数と物理
1階の微分方程式と物理(1)
1階の微分方程式と物理(2)
1階の微分方程式と物理(3)
2階の微分方程式と物理(1)
2階の微分方程式と物理(2)
10 2階の微分方程式と物理(3)
11 ベクトルと物理(1)
12 ベクトルと物理(2)
13 線積分と物理
14 理解度の確認
15 予備日

授業方法

講義形式で行う。適宜、理解度の確認のための演習、テストを行う。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。