物理学1 化1年
ニュートン力学の基礎を学ぶ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
後藤 緑 講師 2 1 第1学期 3

授業の目的・内容

化学を学ぶ際にも、現象を理解するために物理的な物の見方・考え方を修得することが必要である。そのために、自然科学の基礎となる物理学の中で、その出発点となる「力学」を学ぶ。高等学校までに習う物理よりさらに基本的なレベルから問題を理解しようとするので、高等学校で物理を履修した人もそうでない人も、新鮮な気持ちで学んで欲しい。なお化学科では、1年生向けに「化学演習1」を開講し、「物理学1,2」に対応した演習を行なう。「化学演習1」は選択科目であるが「物理学1,2」を補う授業であるので、1年生はできるだけこの演習を履修してほしい。

授業計画

運動(1)
直線運動の速度、加速度と微分
運動(2)
一般の運動の速度、加速度と微分 等速円運動
運動の法則と力の法則(1)
ニュートンの運動の3法則
運動の法則と力の法則(2)
いろいろな力と力の法則
力と運動(1)
微分方程式
力と運動(2)
積分
力と運動(3)
演習問題
中間の理解度の確認
振動(1)
単振動
10 振動(2)
単振り子
11 仕事とエネルギー(1)
仕事と仕事率
12 仕事とエネルギー(2)
仕事とエネルギー
13 仕事とエネルギー(3)
エネルギー保存則
14 演習問題
15 理解度の確認、まとめ、総括

授業方法

講義形式で進める。必要に応じて演習、宿題を課す。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
中間試験と期末試験、および日常の演習問題、出席状況等により総合的に評価する。

教科書

原 康夫物理学基礎第4版、学術図書出版1986
第一回の授業迄に準備しておくこと。

参考文献

秋光純 秋光正子著基礎の力学朝倉書店2008

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。