化学特別講義
企業や学界における化学の最前線

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
赤荻 正樹 教授・他 2 3 第2学期 3

授業の目的・内容

本講義では様々な化学分野の第一線で活躍される先生方を講師としてお招きして、オムニバス形式で1コマ90分の講義を行っていただきます。「将来どのような化学に携わりたいか?」という問いへのヒントを得てください。化学科以外の学生諸君の履修も歓迎します。

授業計画

「機能と感性、両立への挑戦」化粧品研究の現場から <秦美奈子(コーセー)>
高速衝突により生じる化学反応・相転移 <阿藤敏行(東京工業大学)>
企業の研究開発におけるスペクトロスコピーの役割 <長澤佳克(東レリサーチセンター)>
グリーンケミストリー:環境に優しい化学合成のための触媒 <釘田強志(帝京科学大学)>
半導体集積回路の分析技術と化学の接点 <神保智子(日立製作所)>
フラットパネルディスプレー製造における真空技術 <武井応樹(アルバック)>
創薬研究~抗菌剤を中心として~ <間瀬俊明(Meiji Seika ファルマ)>
光触媒技術の開発と特許出願、そして事業化へ <高野幸夫(TOTO)>
燃料電池開発と、水素社会に向けた取り組みについて <佐藤康司(JX日鉱日石エネルギー)>
10 科学捜査における毒劇物分析 <渡辺大介(科学警察研究所)>
11 ケミストリーと創薬研究:抗腫瘍性天然物プラジエノライドのケミカルバイオロジー <小竹良彦(エーザイ)>
12 未来のエネルギー:モバイルからギガワット発電 <小野昭彦(東芝)>
13 留学で培った人とのつながり <高橋孝志(客員教授)>
14 タンパク質との共有結合形成反応を利用した生物有機化学 <佐藤伸一(化学科)>
15 まとめ
講義の順序は変わる可能性があります。詳しくは、第1回目の授業で伝えます。

授業方法

毎回異なった教員や専門家によるオムニバス形式の講義。

成績評価の方法

出席状況およびレポート

教科書

各回の担当者が必要に応じて資料を配布します。