●
生化学1 生1年
―生命に関する分子と化学反応―
| 担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
| 菱田 卓 教授 |
2 |
1 |
第1学期 |
水 |
2 |

-
生物が持つ多様な分子の多くが炭素を含む有機物で、この中にはタンパク質、核酸、糖、脂質などが含まれる。そして、これらの物質の化学的な変化、すなわち遺伝情報の伝達や代謝による物質の合成及び分解が起こることで生命活動が維持されている。生化学は、これらの生命機能に関する分子と化学反応の学問であり、生化学の基本原理はすべての生物に共通である。本授業では、生命機能に重要な役割を果たす様々な分子の構造と化学的特徴及び、それらが生命機能において果たす役割について解説する。

-
| 1 |
生命の化学的基礎 |
| 2 |
水溶液の化学 |
| 3 |
核酸 |
| 4 |
アミノ酸 |
| 5 |
タンパク質の立体構造 |
| 6 |
タンパク質の精製法及びアミノ酸配列の決定 |
| 7 |
ヘモグロビン |
| 8 |
酵素の反応機構 |
| 9 |
酵素の反応速度論(I) |
| 10 |
酵素の反応速度論(II) |
| 11 |
糖質・糖タンパク質 |
| 12 |
脂質 |
| 13 |
膜タンパク質 |
| 14 |
総括(理解度の確認) |
| 15 |
予備日 |

-
パワーポイントと毎回配布する資料を用いて、生命機能に関する分子の構造や機能の理解を促す授業を行う。

- 第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
- 出席も成績評価に加える。

-
C. W. Pratt、K Cornely『エッセンシャル生化学』東京化学同人、2006年
H.R.ホートン『ホートン生化学』第4版、東京化学同人、2008年
D.ヴォート、J.Gヴォート『ヴォート生化学(上)』第3版、東京化学同人、2006年

- 第1回目の授業に必ず出席のこと。