哲学演習
ライプニッツと近世哲学

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
谷川 多佳子 講師 4 D/M 通年 3

授業の目的・内容

ライプニッツと近世西洋哲学における諸問題を、ライプニッツや他の哲学者のテクストを読みつつ、多様な角度から研究し考察する。

授業計画

ライプニッツ哲学への導入
ライプニッツと中国
上記テーマにかかわるマルブランシュの哲学(中国哲学者との対話)
上記テーマにかかわるピエール・ベールの見解(有徳の無神論)
ライプニッツ、マルブランシュ、ベールの観点を整理
関連テキストの読解(1)ライプニッツーブーヴェ書簡、前期
関連テキストの読解(2)ライプニッツーブーヴェ書簡、中期
関連テキストの読解(3)ライプニッツーブーヴェ書簡、後期
関連資料の整理
10 関連資料の補完
11 ライプニッツと中国哲学(理、自然)
12 ライプニッツと中国哲学(儒教など)
13 まとめと討論
14 理解度確認
15 予備
16 教科書の導入と内容紹介(『主体と空間の表象』)
17 記号と精神
18 上記関連のライプニッツのテクストを読む
19 魂とイメージ
20 西洋の魂について(デカルトによる転換まで)
21 魂、意識、自我
22 意識とイマジネール
23 デカルトとライプニッツの比較
24 上記関連のデカルト、ライプニッツのテクストを読む
25 ライプニッツ読解(1)モナドロジーの抜粋
26 ライプニッツ読解(2)書簡1696年頃
27 ライプニッツ読解(3)書簡1697年頃
28 ライプニッツ読解(4)書簡1698年頃
29 まとめ
30 予備

授業方法

参加者の発表やテクストの読解もとりいれて、各自の主体的取り組みを求める。

成績評価の方法

平常点

教科書

谷川多佳子主体と空間の表象第1版、法政大学出版局2009年、ISBN:978-4-588-10015-4
教科書は第2学期のみ使用。
第1学期はプリントを配布する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。