| 担 当 者 | 単 位 数 | 配当年次 | 学 期 | 曜 日 | 時 限 |
| 塚本 昌則 講師 | 4 | D/M | 通年 | 水 | 5 |


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初めに、芸術家小説と呼ばれる、画家を主人公とした一連の小説にどのようなものがあるのか、概説書を手がかりに紹介します(1〜2回)。参加者の興味に応じて、その中の何冊かについて、内容紹介の発表を準備していただくかもしれません。その後は(3〜15回)、基本的にゴンクール兄弟『マネット・サロモン』を講読、この小説で画家がどのように描かれているのかを見ていく予定です。 第2学期は、やはり概説書をもとに、近代作家の絵画論にどのようなものがあるかを、最初に概観します(16〜17回)。その後は、ヴァレリーの『ドガ・ダンス・デッサン』を講読、ドガの絵を出発点に、注意力による対象の変形、描くことと踊ることの共通点、写真による知覚の変化など、見ることをめぐる多様な問題を断章形式で論じる文章を読みながら、参加者と議論していきたいと考えています。 |


