独語科教育法Ⅳ
授業の実践

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
保阪 良子 准教授 2 2~4 第2学期 4

授業の目的・内容

授業の運営というテーマのもと、授業計画の作り方、学習・作業形態などを検討していきます。そこで学んだことを生かして模擬授業をします。授業計画表を作成・発表し、授業参観のポイントなどを全員で押さえてから、各自が模擬授業の準備をし、実際に授業をしていただきます。その後、参加者間で授業についての批評、提案などをしていきます。

授業計画

オリエンテーション
外国語教授法の歴史を学習する理由
文法訳読方式の歴史的背景
文法訳読方式の長所と問題点
ダイレクト・メソッドの歴史的背景
ダイレクト・メソッドの功罪
コミュニカティヴ・アプローチの歴史的・政治的・文化的背景
コミュニカティヴ・アプローチの問題点
授業参観の目的とポイント
10 教案作成のポイント
11 模擬授業(実践と批評・提案)
12
13
14 授業のまとめ
15 自主研究
参加者人数によっては、一人が複数回、模擬授業を行う場合もあります。なお、教育実習を済ませた履修者による報告会を行う可能性もあります。

授業方法

授業の運営、模擬授業共に、基本となる部分については資料等を読み、議論しつつ確認していきます。模擬授業では、実際に授業をするわけですが、準備段階から授業後も含めて、模擬授業をする者、受ける者共に、学習者の立場から意見・提案・批評をしていただきます。議論を通して考えていくプロセスが非常に大切ですので、積極的な参加が望まれます。

成績評価の方法

口頭発表
出席と積極的な授業参加(発言、口頭発表や模擬授業への取り組み)を重視します。無断欠席は厳禁です。

教科書

授業で読む資料についてはこちらで準備します。

参考文献

参考となる文献、雑誌、辞書類などは授業中に随時紹介いたします。

その他

ドイツ語ができなければ教育実習は無理ですので、ドイツ語学習にも労力と時間を費やすよう各自努力してください。文法事項など「いまさら聞けない」ということはありませんので、質問があれば随時、授業中にとりあげ説明する時間を設けます。積極的に自身のドイツ語運用能力および文法説明能力を高めてください。