日本語表現法C
意見文とレポート作成の技法―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
吉田 美登利 講師 2 第1学期 3

授業の目的・内容

1. 文章を書くことへの苦手意識をなくし、書きたいことを分かりやすく表現できるようにする。
2. 意見文、レポートの構成や表現方法を学ぶ。
3. 構想の立て方、アウトラインの組み立て方を練習する。
4. 自分の書いた文章を客観的に見て、自己訂正できる力を養う。

授業計画

1 オリエンテーション、履修者抽選 
文章の基礎「だ・である体」「原稿用紙の使い方」 
2 オンラインによる海外との作文交換活動
3 構想の広げ方
4 オンラインによる海外との作文交換活動
5 パラグラフ・ライティング(中心文・支持文)
6 アウトラインの作り方
7 新聞記事についての意見文作成
8
9
10
11 レポートに使用する表現、文体
12 レポートの構成
13 目標規定文とはじめに
14 引用の方法、参考文献の書き方
15 授業のまとめ

授業方法

授業のはじめに前回の作文の振り返りの活動(作文の自己訂正、学生間での読み合い、内容についてのディスカッション、発表)を行います。振り返りの活動に加え、書く前の段階の活動(構想と構成)も十分に行います。作文課題は基本的には毎回宿題とします(600~800字)。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%
毎回の提出物(作文、レポート):80%(規定の字数(600字~800字)に満たないものは不可とします。)
1.毎回の授業内の課題(作文、発表、レポート)と授業への取り組みにより評価します。
2.欠席4回で不可(課題非提出4回)で不可とします。
3.引用元を明記しない引用は、剽窃とみなし、不可とします。

参考文献

大島弥生・池田玲子・大場理恵子・加納なおみ・高橋淑郎・岩田夏穂『ピアで学ぶ大学生の日本語表現・プロセス重視のレポート作成』、ひつじ書房2005年、ISBN=9784894762299
木下 是雄『レポートの組み立て方』、ちくま学芸文庫1994年、ISBN=9784480081216
プリントを配布します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(25名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

希望者多数の場合は抽選を行います。日本語表現法C/Dは同じ内容を行います。日本語表現法C/Dを希望する者は、いずれも必ず第一学期一回目の講義(4月15日火曜3限)に出席してください。連絡先メールアドレスは授業中にお伝えします。