スポーツ・健康科学Ⅰ(空手エクササイズ)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
末次 美樹 講師 2 通年 2

授業の目的・内容

年間を通じて健康・体力の保持増進を図ることを目的とする。毎時間授業の始めに体力トレーニングを行い、受講生各自が実習ノートに記録をつける。また、健康・体力に関わる講義、およびトレーニングルームを使用した授業を年に数回行う。この授業では、空手道の技(受け・払い・突き・蹴り)を習得し、身体各部を有効かつ均等に使うことを目的としている。基本的な攻防(組手)や形を覚えることで、護身術も身につけていく。それらの技を反復して行うことにより、自然と正しい姿勢、呼吸法なども身についていくため、現在の健康および将来の健康の保持増進にも期待できる授業である。2学期は、1学期で習得した空手の形を基に太極拳の形に挑戦する。ゆっくりとした動きの中で、体幹や下半身の強化を目的とし、グループで同じ動きをすることで協調性も身につけてもらう。

授業計画

1 オリエンテーション
2 (1)拳の握り方・突きのコースを習得した後、突き技の極めの確認。
(2)蹴りのコースを確認した後、ミットを蹴る。
3 (1)自然体からの上段突き、中段突き、連突き、前蹴り。
(2)上段揚受け、中段外受け、下段払い。
4 (1)基本組手。(2)自然体からの手刀受け。後屈立ちからの手刀受け。
5 (1)自然体からの三本連突き、回し蹴り(2)形(平安初段)、五挙動目まで。
6 (1)基本組手。(2)形(平安初段)、九挙動目まで。
7 (1)手刀受けの復習。(2)形(平安初段)。
8 (1)グループ分け。(2)グループで平安初段の練習。
9 (1)グループで平安初段の練習。(2)中間発表会(ビデオ撮影)
10 総合的に反復する。
11 スポーツテスト
12 総合的に反復する。
13 グループで演武会。
14 <講義>健康と体力について 自身の身体を知る。
15 予備日。
16 腹式呼吸・スワイショウ
1キセイ 2サユウノマブンソウ 3ハッカクリョウシ
17 腹式呼吸・スワイショウ
4サユウロウシツヨウホ 5シュキビワ
18 グループ分け
腹式呼吸・スワイショウ
6トウケンコウ 7ヒダリランジャクビ 8ミギランジャクビ 9タンビン
19 腹式呼吸・スワイショウ
10ウンス 11タンビン 12コウタンマ
20 腹式呼吸・スワイショウ
13ミギトウキャク 14ソウホウカンジ 15テンシンヒダリトウキャク
21 中間発表会
22 腹式呼吸・スワイショウ
16ヒダリカセイドクリツ 17ミギカセイドクリツ 18サユウセンサ
23 腹式呼吸・スワイショウ
19カイテイシン 20センツウハイ 21テンシンバンランスイ
24 腹式呼吸・スワイショウ
22ジョフウジヘイ 23ジュウジテ 24シュウセイ
25 グループ別での通し
26
27 グループで演武会
28 <講義>健康とスポーツの関連性と生涯を通しての健康的な生活の確立。
29 まとめ。
30 予備日。

授業方法

・授業は道場で行う。
・1学期は毎回空手道の技の複習から始め少しずつ新しい技の習得をしていく。
・2学期は太極拳の形を覚えてもらう。1学期と同様、毎回複習から始める。
・1・2学期ともにまとめとしてグループ別での発表会を行う。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):40%
実技点:30%
理論点:30%
・授業開講数の3分の2以上出席した者のみ、評価の対象となる。
・出席状況、技術、理解度を総合的に評価する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。