社会心理学演習

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
平野 浩 教授 4 3~4 通年 4

授業の目的・内容

2009年と2012年の2度にわたる「選挙による政権交代」を経た現在、日本の政治は新たな形を模索しているように見える。一方、そうした政治をとりまく日本の社会や経済は、少子高齢化やグローバル化、震災とその余波、さらには安倍内閣の経済運営(アベノミクス)などの中で大きく変化しつつある。2014年度の社会心理学演習では、このような状況が人々の政治意識や政治行動にどのような影響を与えているのか、翻ってそうした人々の政治意識・政治行動が今後の日本の政治や社会をどのような方向に動かしていくのかを、様々なデータに基づき考察していきたい。

授業計画

第1学期には政治意識や政治行動に関する基本的な文献(理論・方法論と現状分析の双方に関するもの)を講読し、議論の基礎となる知識を身につけ、その上で各自が実証すべき仮説の構築を行う。その仮説に基づき第2学期には実際にデータの分析を行い、結果をレポートにまとめる。

授業方法

本演習では、様々な文献の講読や実証的なデータ分析に基づくディスカッションが中心となる。また年度末には個々のメンバーがまとまったレポートを提出する。

成績評価の方法

レポート:60%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):40%

教科書

初回の授業時に指示する。

参考文献

授業中に適宜紹介する。

履修上の注意

履修者数制限あり。