特殊講義(安全保障法)
日本と世界の安全を確保する法制度―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
森本 正崇 講師 2 2~4 第1学期 2

授業の目的・内容

安全保障に関係する国内法を概観します。これらの法制度は、国内法としては行政法の一部である一方、国際法や国際政治、国内政治が交叉する側面も有しています。こうした要素を踏まえた上で、可能な限り実務の現状や問題点を議論したいと考えています。法的側面から見る、よりより安全保障のあり方について、ともに考えてみませんか。

授業計画

1 安全保障法とは
2 日本を取り巻く国際環境:安全保障上、考慮しなければならない要素
3 日本の安全保障政策の基本
4 防衛省・自衛隊に関する法(1):防衛省設置法と自衛隊法
5 防衛省・自衛隊に関する法(2):自衛隊の行動に関する法体系
6 防衛省・自衛隊に関する法(3):事態対処法制
7 国際的な取組みに対応する法(1):日米防衛協力や国際活動に関する法体系
8 秘密保護に関する法
9 安全保障政策過程:政府部内の政策過程
10 軍縮や不拡散に対応する法
11 国際的な取組みに対応する法(2):経済制裁、輸出管理、海賊対処
12 通常兵器を規制する法
13 武器輸出に関する法
14 まとめ
15 予備日

授業方法

講義形式を基本としますが、なるべく双方向で進めたいと思っています。毎回の授業の際に出席確認と小テストがあります。

成績評価の方法

レポート:60%(レポート課題及び作成方法については、講義中に説明する予定。)
小テスト:15%(基本的に前回の講義の確認。自分のノート参照可。)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):25%(遅刻の場合、出席点が与えられないこともあり得る。)

教科書

レジュメを使いますので、特にありません。

参考文献

授業時に必要に応じて指示します。

その他

授業のレジュメは、G-Portに掲示するので、各自プリントアウトの上、授業に持参して下さい。