特設演習(国際法模擬裁判)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
阿部 克則 教授 2 2 第2学期 2

授業の目的・内容

この授業では、国際法模擬裁判を行うことによって、リーガルマインドを養成すること、及び、グループ作業やプレゼンテーションを行うための能力を高めることを目的とします。国際法を自ら「使う」ことによって、法律を学ぶことの醍醐味を味わってもらいたいと思います。

授業計画

国際法模擬裁判は、出題者によって設定された架空の国際紛争を題材にして、原告国・被告国の間で裁判の勝敗を争う法廷ゲームです。国内外の大学で幅広く行われており、大学間対抗の模擬裁判大会も行われていますが、この特設演習では、参加者をいくつかのグループに分けて、グループ間で模擬裁判を行い、勝敗を競うことにします。扱う架空の国際紛争は、「国際法Ⅰ」の講義内容の中から選んで出題します。
扱う内容は「国際法Ⅰ」の講義で扱ったものの中から選びますので、必ず「国際法Ⅰ」を並行して履修してください。

授業方法

受講生の皆さんには、原告グループと被告グループに分かれて、グループ作業を行ってもらいます。最初は、設定された架空の紛争の事実の分析から始め、準備書面の作成、口頭弁論の準備へと進みます。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):90%
模擬裁判での弁論:10%

教科書

模擬裁判で扱われるテーマに沿ったものを指示します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。