政治学科基礎講義Ⅰ
戦後日本の政治変容と社会変動について―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
坂本 孝治郎 教授・他 2 1 第1学期 1

授業の目的・内容

1940年前後から現代に至る日本政治の歴史的変遷について、その概要を適宜解説していく。日本の戦後政治や選挙結果、社会変動などの概要を知ってもらい、基礎的な知識を基に他の政治学科科目の理解を手助けすることを目指します。

授業計画

1 4/10 中田教授:大学での学び方
2 4/17 ゲストスピーカー:「新聞情報の収集・整理」について
3 4/24 中田教授:教養主義と戦後民主主義
4 5/01  坂本教授:戦時体制化と敗戦、占領改革と日本国憲法の制定
5 5/08  坂本教授:東京裁判、講和締結(占領終了)、55年体制の成立
6 5/15  野中教授:「55年体制期」の日本政治の展開
7 5/22 伊藤教授:国土計画と政策(佐藤内閣~中曽根内閣期)
8 5/29  数土教授:戦後日本の社会変動
9 6/05  平野教授:日本の選挙制度の変遷
10 6/12  福元教授:1993年以後の日本政治
11 6/19  福元教授:政党・政治家
12 6/26  遠藤教授:大震災・津波・原発事故とコミュニケーション状況 
13 7/03  桂木教授:「グローバル化」と「新しい公共」をめぐって
14 7/10  桂木教授:日本の公共性について
15 最終的な理解度の確認
第1回目の授業において宿題を指示します。そして、2回から8回までの各授業の冒頭でそれを回収、解答を配布します。

授業方法

9名の教授が順次、戦後の日本政治・社会の変遷を主に時系列でたどって、概要を講義します。各回、教科書の該当時期や参考年表に目を通して受講してください。後半の4回はテーマ設定型での講義となります。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):100%

マークセンス方式。ただし、その一部は宿題の成果が反映される出題(約20%)とする。
                   

教科書

石川真澄 山口二郎『戦後政治史』第三版、岩波書店2010年、ISBN=9784004312819
教科書と参考図書、各1冊を事前に配布します。

参考文献

中村政則、森武麿 編『年表 昭和・平成史 1926-2011』、岩波書店2012年、ISBN=9784002708447

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

本科目の履修等に関する問い合わせは、コーディネーターの坂本孝治郎(801208@gakushuin.ac.jp)へどうぞ。