現代日本の政治思想Ⅱ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
田頭 慎一郎 講師 2 1~4 第2学期 4

授業の目的・内容

「現代日本の政治思想Ⅰ」に引きつづき、大正期から昭和前期までの政治思想を考察する。

授業計画

1 山縣有朋―明治国家の体現者
2 幸徳秋水―社会主義と大逆事件
3 吉野作造―「大正デモクラシー」の思想家
4 美濃部達吉―「天皇機関説」と「内閣政治」
5 石橋湛山―「小国主義」と国民主権論
6 石原莞爾―「最終戦争」の思想
7 河合栄治郎―自由主義の哲学
8 高橋是清―「国民経済」の実践者
9 北一輝(1)―国体論および純正社会主義
10 北一輝(2)―「国民ノ天皇」と革命
11 斎藤隆夫―「反軍演説」とは何であったか
12 近衛文麿―「時代の児」とポピュリズム
13 丸山眞男―戦後リベラリストの思想
14 予備日
15 理解度の確認

授業方法

当日に配布するレジュメに沿って講義形式で行なう。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):80%(選択問題による絶対評価と論述形式の相対評価を行なう)
小テスト:20%(適宜行なう)

参考文献

大塚健洋編『近代日本政治思想史入門―原典で学ぶ19の思想―』、ミネルヴァ書房1999
その他、授業時に紹介する。

その他

「現代日本の政治思想Ⅰ」を受講していることが望ましい。