外国書講読(英語で国際政治を読むⅡ)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
飯田 芳弘 教授 2 1~4 第2学期 3

授業の目的・内容

 第1学期と同じように、ある程度の分量をもった英文の内容を正確に把握し、読み通す力を鍛えるとともに、それを通じて、現在のさまざまな国際政治上の問題についての関心と理解を深めることがこの授業の目的です。

授業計画

 第1学期と同じように、現代の国際情勢のアクチュアルなテーマについて書かれた英語の文章を読みます。ジャーナリズムの視点(いま現在、何が起きているのか)とアカデミズムの視点(それは長期的に見てどのような意味をもっているのか)がともに含まれているような文章をできるだけ選んで読むことにします。
 テキストは、主としてForeign Affairs 誌(隔月刊)に掲載されている論文と、The Economist 誌(週刊)の"Special Report"(世界の国や地域、あるいは特定のテーマについての質の高い現状レポート)から選びます(テキストはこちらで準備します)。
 参考までに、2013年度の第2学期に読んだ英文のテーマは以下の通りです。
  ・イラン最高指導者ハメネイの思想と歴史
  ・現代インドの政治
  ・アメリカ外交が抱える問題と課題

授業方法

 一つの論文を2回から3回に分けて読みます。一つのパラグラフごとに参加者にその要約(あるいは和訳)を述べてもらいます。その後、担当者と参加者の疑問点を解決します。さらに、覚えるべき単語や表現を確認します。
 参加者は、その回の範囲について、英文を正確に読み、内容を理解し、その要旨あるいは和訳を口頭で発表できるように準備しておく必要があります。

成績評価の方法

レポート:10%(1回か2回、テキストの指定箇所の要旨を提出してもらいます)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):90%(出席・予習・質疑への参加姿勢などを総合的に判断します。)

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。