外国書講読(美男美女と労働市場)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
脇坂 明 教授 2 1~4 第1学期 2

授業の目的・内容

「美男美女の経済学(The Economics of Beauty )」の創始者である労働経済学者 ハマーメッシュの著書を読む。ある意味当然すぎて難しいテーマを、経済学では、どのように理論だて、どのように検証していくかが、一般読者向けに書かれている。
 経済学の応用の極致ともいえる題材から、ほかのテーマを考える材料にしてほしい。

授業計画

1 講義内容と教材の説明
2 美の背景
3 経済学的視点
4 どのように美を見ているか
5 職場における美
6 労働者にとっての美
7 特定の職業の状況
8 個別事例についての議論
9 経営者にとっての美
10 差別か生産的か
11 恋愛、ローン、法律との関連
12 将来展望
13 全体の事例についての議論
14 授業の総括
15 自主研究

授業方法

教材の輪読の担当をきめ、報告のあと質問・議論を行う。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):100%(授業時の発表と発言)

教科書

Daniel S. Hamermesh『Beauty Pays – Why attractive people are more successful. 』、Princeton University Press 2011

履修上の注意

履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。