日本経済史

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
石井 晋 教授 4 1~4 通年 2

授業の目的・内容

20世紀の日本経済史を講義する。対象年代はおよそ1900-1980年代。史料、データ、ビデオなどを使用し、多面的に経済史の概要を解説する。

授業計画

1 20世紀前半の日本-日露戦争、第1次世界大戦、戦間期、戦時統制経済
2 戦前と戦後の比較-経済成長と人々の生活、産業と企業、国際通貨制度
3 敗戦と復興-戦後改革、経済復興と朝鮮戦争
4 高度成長期-重化学工業と企業の発展、人口移動と地域開発
5 1970-80年代-産業構造の転換、通商摩擦、公共事業

授業方法

講義形式。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):55%
レポート:45%
レポートは、多くの本を読んでもらって書評を書いてもらう予定です。成績評価の詳細については第一回目の授業のときに伝えるとともにG-Portに掲載します。学年末試験、レポートのほか、予告なしに小テストを実施します。小テストは加点対象とはならず、受けなかった場合、マイナスされます。

教科書

三和良一、 原 朗『近現代日本経済史要覧』補訂版、東京大学出版会2010年、ISBN=978-4130421362
武田晴人『高度成長期の日本経済--高成長実現の条件は何か』、有斐閣2011年、ISBN=978-4641163683
下谷政弘、 鈴木恒夫『「経済大国」への軌跡 1955~1985』(講座・日本経営史)、ミネルヴァ書房2010年、ISBN=978-4623056996

参考文献

橋本寿朗、長谷川信、宮島英昭、 齊藤直『現代日本経済』第3版、有斐閣2011年、ISBN=978-4641124431
石井寛治『日本経済史』第2版、東京大学出版会1991年、ISBN=978-4130420396