経済地理学

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
伊藤 史子 講師 4 1~4 通年 2

授業の目的・内容

経済地理学の基礎理論・種々の事例・分析方法論等について論じる。都市・地域の解析、都市経済との関連性を重視し、都市計画や地理情報システム等の近年の話題についても触れたい。

授業計画

1 イントロダクション
2 都市と都市化、都市圏の概念
3 都市集積 1.都市集積の現状
4 都市集積 2.都市集積の理論
5 都市規模 1.都市規模
6 都市規模 2.都市システム
7 土地利用
8 住宅の立地
9 オフィスの立地
10 オフィスと住宅の立地
11 工業の立地
12 商業の立地 
13 土地利用解析
14 中間まとめ
15 予備日
16 住宅市場
17 住宅政策
18 地域人口 1.人口予測
19 地域人口 2.人口移動
20 地域間交易
21 施設配置
22 都市と地域の交通 1.都市計画・交通計画
23 都市と地域の交通 2.交通サービスの需給
24 都市と地域の交通 3. 交通混雑
25 都市と地域の交通 4.交通政策
26 都市の環境
27 都市環境心理学
28 都市・地域政策
29 まとめ
30 予備日
以上の項目を主に扱うが、状況に依り変更する場合が有る。ケーススタディなどを適宜差し挟む予定である。

授業方法

講義形式で行う。なお、履修者の人数が少なく自由度が高い場合は、より理解を深められる授業方法も考える。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(中間レポートを課す。)
第2学期(学年末試験):70%(試験を実施する。)
出席をとることがある。出席確認を兼ねた小テストを課することがある。これらも成績に加味する。

参考文献

黒田達郎・中村良平・田淵隆俊『都市と地域の経済学(新版)』、有斐閣2008
浅見泰司編著 他『住環境』、東京大学出版会1997
金本良嗣『都市経済学』、東洋経済新報社1997
松原宏『経済地理学』、東京大学出版会2006
講義のおおよその枠組みは最初の参考文献に従うが、広く種々の文献の内容を盛り込む予定である。授業時にテーマに応じて他の文献を紹介する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

履修希望者数が一定数(目安としては200名程度)を越えた場合には、人数を制限することがあるので、履修希望者は必ず第1回目の授業に参加すること。出席していない学生は履修を認められないことがあるので注意すること。