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言語・情報 講義(2)
―言語と地域差――
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
山川 和彦 講師
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2 |
1~4 |
第2学期 |
火 |
1 |

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日本語に方言があるように、ドイツ語にも地域的な差異がある。また、ドイツ語圏の周辺部にはドイツ語とは異なる言語を使用する民族集団が居住しているところもある。この授業では、まず言語地図を見ながらドイツ語圏の地域差について言語地理学的に考察し、その後、周辺部の言語事情(イタリア・南チロル、オーストリア・ケルンテン州、ドイツ東部・ゾルブ語集団)について言語政策の視点から取り上げていく。

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1 |
オリエンテーション |
2 |
方言学・言語地理学・言語地図について |
3 |
言語地図の解釈(1) |
4 |
言語地図の解釈(2) |
5 |
言語地図の解釈(3) |
6 |
言語地図の解釈(4) |
7 |
まとめ・補足 |
8 |
ヨーロッパおよびドイツ語圏の民族集団 |
9 |
イタリア・南チロル(1) |
10 |
イタリア・南チロル(2) |
11 |
イタリア・南チロル(3) |
12 |
オーストリアの民族集団とケルンテン州 |
13 |
ドイツ東部のゾルブ語集団地域 |
14 |
補足 |
15 |
予備日 |

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資料を参考にしながら基本的には講義形式。学生にコメントを求めることが多い。

- 第2学期(学年末試験):80%(講義に関連した事項の基礎能力が身についたか。)
- 平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%

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必要に応じてプリントを配布

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綾部恒雄監修、原聖・庄司博史編『ヨーロッパ』(世界の先住民族)、明石書店、2005年、ISBN=4750321346
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Werner König, dtv-Atlas zur deutschen Sprache, Deutscher Taschenbuch Verlag , ISBN:3423030259
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ドイツ語の文献を使用することが多いが、学生の学習状況を考慮して授業を進める。