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国際理解教育とは何か:「国際理解教育」の概念について、その政策的背景と実践的課題について講述する。 |
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持続可能性の教育:持続可能性の社会を建設するために、教育はどのような役割を担っているのか。教育における「持続可能性」の意味について概説し、併せて先進国の教育プログラムについて紹介する。 |
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多文化共生の教育:グローバリゼーションによって多文化共生の社会がどのように実現しているのか。北米、欧州、アジアの現状を紹介し、日本における多文化共生の課題について討議する。 |
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市民性の教育:「市民性の教育」の概念とそのプログラムの実例について紹介し、主権者教育、葛藤解決の教育、公共的倫理の教育、ボランティア教育の普及の状況について講述する。 |
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アジアにおける文化交流と教育交流:アジア諸国の間の文化交流と教育交流の機会が拡大している。本学の教育学科の国際交流の展望を示し、受講者のアジアの教育への関心を高める。 |
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グループの報告と協同討議(1)北米地域:北米地域の国の言語、歴史、文化、教育の文献調査の報告と討議。 |
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グループの報告と協同討議(2)欧州地域:欧州地域の国の言語、歴史、文化、教育の文献調査の報告と討議。 |
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グループの報告と協同討議(3)東アジア地域:東アジア地域の言語、歴史、文化、教育の文献調査の報告と討議。 |
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グループの報告と協同討議(4)東南アジア地域:東南アジア地域の言語、歴史、文化、教育の文献調査の報告と討議。 |
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グループの報告と協同討議(5)その他の地域:上記以外の地域の国の言語、歴史、文化、教育の文献調査の報告と討議。 |
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グローバリゼーションと教育:グローバリゼーションは、どのような教育の危機を誘発し、その解決を迫っているのか。子どもの学習権の保障、子どもの貧困の克服、平和の危機などについて、ユネスコとユニセフの報告を紹介して検証する。 |
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平和のための教育:グローバリゼーションは、局地戦争とテロの戦争の危機を生み出している。平和のための教育の国際的な取り組みについて紹介し、日本の貢献について討議する。 |
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国際交流と国際連帯:教育の国際交流と国際連帯について、文部科学省、外務省とその関係機関(ユネスコ、ユニセフ、国際交流基金など)および国連とその関係機関は、どのような取り組みをしているのか、概説し理解を形成する。 |
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全体の総括討論:国際理解教育の全体像について補足的な講述を行い、受講者の質問についてグループ討論を行ったうえで総括を行なう。 |
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全体の総括と個人レポートの作成並びに評価 |