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動物科学 生1年
―動物における生物科学の基礎――
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
安達 卓 教授
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2 |
1 |
第1学期 |
木 |
1 |

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増殖・分化・生殖・遺伝・進化など、生命のもつ基本的性質に加えて、分子・細胞・組織・臓器・個体から成る階層性、それらを統合する細胞間シグナルなど、高等動物において特に発達している構造と機能について講義する。またこれらの動物研究のために開発されてきた新旧の遺伝学・細胞学的技術や、ヒトの様々な疾患モデルとして位置づけられる動物研究の意義を解説する。本講義は1年生の最初の段階を対象とするので、各項目の詳細よりも、全体像の把握と基礎知識の習得を目標とする。

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1 |
動物の細胞と遺伝子の基本 |
2 |
動物の系統と進化 |
3 |
動物の減数分裂と各種遺伝子地図 |
4 |
動物の有性生殖と性決定 |
5 |
動物の非メンデル遺伝 |
6 |
動物の繁殖戦略と自然淘汰 |
7 |
動物の分布と変異の生成 |
8 |
動物のシグナル伝達と転写制御 |
9 |
動物の発生を司るシグナルと転写 |
10 |
動物の組織と臓器 |
11 |
動物の遺伝的モザイクと異数性 |
12 |
動物発癌の基礎 |
13 |
動物の幹細胞 |
14 |
理解度の確認 |
15 |
自主研究 |

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講述とパワーポイント資料を用いた授業を行う。

- 第1学期(学期末試験):30%
- 中間テスト:30%
- 平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):40%
- 出席、授業に対する姿勢、ならびに試験の結果によって、総合的に評価します。学生の理解度如何によって中間試験を行います。

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テキストは使用せず、毎回資料を配布する。

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井出利憲『分子生物学講義中継(全5巻)』、羊土社、2005年
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第1回目の授業に必ず出席のこと。