※西洋美術史演習
ディテールから読む―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
太田 泰人 講師 4 D/M 通年 4

授業の目的・内容

フランス語のテキストを共同で読む中で、西洋美術史研究の基本的な問題、アクチュアルな傾向を理解しつつ、研究に必須の語学力の向上を実践的に図る。本年度は、Daniel Arasse, Le Détail: Pour une histoire rapprochée de la peinture, Paris: Flammarion, 1992(2008) を基本にして、そのいくつかの章を読むとともに、さらに関連の文献にも目を向ける。

授業計画

1 テキストの紹介、関連文献の紹介
2 画像を示しながら問題点の整理、概観を提示する 第1回
3 画像を示しながら問題点の整理、概観を提示する 第2回
4 翻訳と調査の分担を決める
5 翻訳と発表とそれに対する注釈
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授業方法

学生は全員が毎回、かならず指定された外国語文献を予習してくる。翻訳を担当したときには、注も含めてその内容を読解把握の上、必要に応じて事項説明、図版なども提示しながら、テキストを翻訳し、その内容の解説を行なう。第2学期には、第1学期末に各自が提出したレポート内容の発表も行なう。

成績評価の方法

レポート:60%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%
第1学期レポート内容の発表:20%
第1学期末と第2学期末の2回のレポート提出および授業中の発表

教科書

Daniel Arasse, Le Détail: Pour une histoire rapprochée de la peinture, Flammarion Edition, 1992(2008)

参考文献

参考文献は授業中に随時指示する。