※舞台芸術文化論演習
朗読・演出実践―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
T.マレ 教授 4 D/M 通年 3

授業の目的・内容

今年度は、初めて演劇の実践を試みる。学生たちを俳優に変えようとするわけにはいかないにせよ、演技とパーフォーマンスの現実へと案内したい。

授業計画

最初の課題は「声」という問題をめぐり、朗誦に関わる練習となる。まず何人かのコーロスに演劇作品(古代ギリシャ演劇など。もちろん日本語訳)の抜粋を一斉に、又は声部に分けて朗読してもらう。その後、一人の独白、そして対話の方へと注意を傾けて、第2学期からは簡単なシーンの演出を試みたい。扱う戯曲は、現時点では西洋演劇の古典的作品を考えているが、参加する学生の志望に合わせて別の演劇的世界に広がっていくことも可能。

授業方法

場合によっては、ゲスト(プロの演出家、俳優、劇作家など)を招待してワークショップを行うことも考えている。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%
発表:50%
また、第2学期からは学生たちにも演劇作品の一部を選んでもらい、グループで演出および実演することを求める。