公法入門1

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
櫻井 敬子 教授 2 1 第1学期 3

授業の目的・内容

本授業は、行政法総論を対象に、基本的な事項の確実な習得を目指す。ただし、行政法上の事案処理にあたっては行政救済法の知識も必要であるため、適宜、必要に応じて救済法についても触れる。

授業計画

1 授業の進め方、行政法の勉強の仕方
2 行政法の基本構造(1章)、法律による行政の原理(2章)
3 行政法の一般原則(3章)、行政上の法律関係(4章)、行政組織法(5章)
4 行政立法・行政準則(6章)
5 行政行為(7章)
6 行政裁量(8章)
7 行政行為・行政裁量まとめ
8 行政契約(9章)
9 行政指導(10章)
10 行政計画(11章)
11 行政調査(12章)
12 行政上の義務履行確保(13章)、行政罰(14章)
13 行政手続(15章)
14 情報公開・個人情報保護(16章)
15 まとめ
授業は、教科書の章建てに沿って進めるので、授業予定の部分は、予習を必ずしておくこと。

授業方法

講義形式。適宜、発問するほか、レポートの提出を求めることがある。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):80%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%

教科書

櫻井敬子=橋本博之『行政法』第4版、弘文堂2013年、ISBN=9784335355677
橋本博之『行政判例ノート』第3版、弘文堂2013年、ISBN=9784335355684

参考文献

櫻井敬子『行政法のエッセンス』初版、学陽書房2007年、ISBN=9784313312524
初学者は、授業前に通読しておくとよい。