英語R(中級)済ⅠE
英語で学ぶ平和・環境・人権―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小野寺 潤 講師 2 通年 3

授業概要

この授業では、世界の環境問題や紛争、人権問題など、多岐にわたるテーマの英語の文章を読み、映像を視聴します。ノーベル平和賞受賞者の文章やスピーチなども扱う予定です。
また、基本的な文法項目を網羅した225個の例文を暗唱し、授業内や授業外にやさしい(レベル0~2程度の)レベル別読み物(graded readers)を年間50冊以上を目標にたくさん読みます(レベル0の本はとても薄いので心配しないでください)。
授業で扱う英語にじっくりと向き合い、深く考えるなかで、これからの世界を生きるための気づきや智慧をともに得られればと思います。

到達目標

基本例文の暗唱を通じ、中学から高校までに学んだ英語の発音・語彙・文法の知識を再確認し、しっかりと習得する。
さまざまな英語の文章を読み、映像を視聴することを通じて、英語の文章を読んで内容を理解する能力と、英語の発話を聞き取って理解する能力を身につける。
やさしいレベル(レベル0~2程度)のレベル別読み物(graded readers)を大量に読み、英語の文章を読むことに慣れる。

授業計画

1 導入
2 Unit 1: Education and Gender
3 Unit 2: Global Warming
4 映像視聴
5 Unit 3: Drinking Water
6 Unit 4: Poverty and Hunger
7 テキスト講読、多読
8 Unit 5: Fighting Disease
9 Unit 6: Terrorism
10 映像視聴
11 Unit 7: Internment
12 Unit 8: Atomic Weapons
13 テキスト講読
14 おさらい
15 まとめ
16 Unit 9: Genocide and Crimes against Humanity
17 Unit 10: Landmines
18 映像視聴
19 Unit 11: Refugees
20 Unit 12: Nelson Mandela
21 テキスト講読、多読
22 Unit 13: Aung San Suu Kyi
23 Unit 14: The Red Cross and Red Crescent Movement
24 映像視聴
25 Unit 15: Review
26 テキスト講読
27 映像視聴
28 テキスト講読
29 おさらい
30 まとめ
上記の授業計画は、状況により内容や順序に大幅な変更の可能性があります。

授業方法

授業のはじめに予習で暗唱した例文の小テストを行います。その後、教科書テキストの講読および付属DVDの視聴をします。教科書以外のテキストや映像を読んだり見たりする機会もあります。音読をできるだけ多く取り入れて授業をすすめます。

準備学習

副教材の例文(15個)をしっかり暗唱する(約30分)。
教科書や配布テキストの該当箇所を読み、意味や発音が不明な単語は辞書を引いて調べておく(約30分)。
外国語自習室のレベル別読み物(graded readers)を読み、冊数と語数、感想を記録する(約15分)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):35%
第2学期(学年末試験):35%
小テスト:10%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%
学期末試験・学年末試験・小テストの点数と平常点(多読の記録、出席回数、遅刻回数、授業態度など)によって総合的に評価します。

教科書

達川奎三他著『Global Issues Towards Peace(DVDで学ぶ共存社会―グローバル時代を考える)』、南雲堂2014年、ISBN=9784523177418
原口庄輔他著『The ABC of English Grammar(声に出し書いて覚える英文法)』、鷹書房弓プレス2004年、ISBN=9784803412369
その他、印刷資料を配布します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

英和辞書を毎回の授業に必ず持参してください。紙の辞書でも電子辞書でも結構です(携帯電話・スマー
トフォン等の辞書機能は不可)。
教師と学生、また学生どうし、和やかななかにも礼儀をもって、よいクラスにいたしましょう。ぜひ毎回
出席して、ゆっくり楽しくともに学んでいきましょう。