英語R(上級)仏ⅡC
英米の最新ジャーナルを読む―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
島川 聖一郎 講師 2 通年 2

授業概要

英米の主要な週刊誌(タイム、ニューズウィーク、エコノミスト)や、英字新聞(ジャパン・タイムズ、ジャパンニュースなど)から最新の記事を取り上げ、講読していきます。語彙を増やしその運用力を高めながら、文章のロジックや筆者の思考の流れについていくことを学習します。
講読する記事のトピックは、特定領域の専門性の高いものではなく、社会人であれば、日常生活の中で話題にしたり、考える視点を提供してくれるものを選んでいきます。トピックによっては、日本語で書かれた記事とその英訳を読み比べ、表現上の違いなどを考えてみます。また、これまでの英語学習の復習をかねて、重要構文・熟語などの定着を図るために、クイズ形式の小テスト(TOEICベース)を授業時に毎回実施して行く予定です。

到達目標


・英文講読を通して、世界で生じている事象に関するリアルな知識を得ることができる
・ジャーナルを理解することで、問題設定の仕方を学び、課題を効果的に記述できるようになる

授業計画

1 授業概要の説明。参考文献、辞書などの紹介。
2 ジャーナル記事の英文の組み立て、語彙・語法、時事表現などに関する簡単な説明。
3 The Student Times コラム講読演習① 重要語句・時事用語を整理しcontextを理解する
TOEICベース小テスト1
4 The Student Times コラム講読演習② contextを踏まえてkey sentencesが理解できる
同小テスト2
5 The Student Times コラム講読演習③ 各paragraphの内容が理解できる
同小テスト3
6 英字新聞 記事講読演習① 重要語句・時事用語を整理しContextを理解する
同小テスト4
7 英字新聞 記事講読演習② COntextを踏まえてkey sentences が理解できる
同小テスト5
8 英字新聞 記事講読演習③ 各paragraph の内容が理解できる
同小テスト6
9 The Economist Leader 講読演習① 重要単語・語句を整理しcontextを理解する
同小テスト7
10 The Economist Leader 講読演習② contextを踏まえてkey sentencesが理解できる
同小テスト8
11 The Economist Leader 講読演習③ 各paragraphの内容が理解できる
同小テスト9
12 Text として講読した記事の復習(1)重要語句・時事用語key words が理解できる
同小テスト10
13 Text として講読した記事の復習(2)各paragraph の大意・要約ができる
14 理解度の確認
15 自主研究
16 英字新聞 記事の講読演習①重要語句・時事用語を整理しcontextを理解する
17 英字新聞 記事の講読演習②contextを踏まえてkey sentences が理解できる
18 英字新聞 記事の講読演習③各paragraphの内容 が理解できる
TOEICベース小テスト1
19 The Times 記事の講読演習① 重要単語・語句を整理しcontextを理解する
同小テスト2
20 The Times 記事の講読演習② contextを踏まえてkey sentences が理解できる
同小テスト3
21 The Times 記事の講読演習③ 各paragraphの内容が理解できる
同小テスト4
22 The Economist Leader講読演習① 重要単語・語句を整理しcontextを理解する
同小テスト5
23 The Economist Leader講読演習② contextを踏まえてkey sentencesが理解できる
同小テスト6
24 The Economist Leader講読演習③ 各paragraphの内容が理解できる
同小テスト7
25 英字新聞 講読演習① 重要語句・時事用語を整理しcontextを理解する
同小テスト8
26 英字新聞 講読演習② contextを踏まえてkey sentences が理解できる
同小テスト9
27 英字新聞 講読演習③ 各paragraph の内容が理解できる
同小テスト10
28 Textとして講読した英文の復習 (重要語句/時事用語/ key senences / paragraph の大意確認)
29 理解度の確認
30 自主研究
教材はその都度こちらで用意します。十分予習をしてもらうこともあれば、その場で辞書を使いながら読んでいく場合もあります。日ごろから、新聞、テレビなどの報道に関心をもって、日本や世界の動向に関する主要な知識を蓄えておくと、取り上げる英文の理解が容易になります。
上級クラスですが、これまで学習した語彙・文法事項を復習しながら、英文を講読するうえでの基礎・基本事項を確実に身につけるようにします。
 

授業方法

演習形式。パラグラフごとに指名し、発表してもらいます。

準備学習

・講読するテキストのトピックに関する情報を調べておくこと。
・事前に指定された範囲の英文を読んでおくこと。
・資料が配布された時は、指示された課題を行うこと。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(指定した試験範囲の英文(語彙・熟語・センテンス)の消化力)
第2学期(学年末試験):40%(第一学期(学期末試験)と同じ)
レポート:20%(夏休みに課題図書の読書レポートを課します。
みなさん自身の英語学習を振り返り、今後の学習に何が必要かを考えてもらいます。)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):10%
最終評価は、2回のペーパー試験結果をベースに、出席、レポート、授業参加度(担当箇所の十分な予習・成果発表)などを勘案して、トータルに判断します。

参考文献

その都度指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

世界で生じているさまざまな問題について、少し掘り下げた文章を読んでいきます。優れたジャーナリストによって書かれた英語の散文を読みますので、表現の明晰さ、使用する語彙の的確さに加えて、問題設定の仕方や、論理的・批判的な思考法を英語を通して学習することになります。授業時の発表を重視します。