ドイツ語C(初級)16

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
狩野 智洋 教授 2 通年 2

授業概要

 「読む、聞く、書く、話す」という4技能の基礎を身につけるために、基礎的文法の学習、長文読解、作文、会話練習、聞き取り練習を行う。

到達目標

 平易な文章を読み、簡単な作文ができるようになる。基本的な表現を使った日常会話ができ、聞き取りができるようになる。

授業計画

 ドイツ語の初級文法を確認しつつ、「読む、聞く、書く、話す」というコミュニケーション能力を総合的に身に付けていくことをねらいとする。使用する教材は、ドイツでの生活や社会的・文化的慣習等を紹介しつつ、ドイツ語が身につくよう工夫された教科書を用いる。
1 ガイダンス。アルファベート。発音(1)。
2 発音(2)、数詞、あいさつ等。
3 以降、教科書の順序にしたがって、ドイツ語の発音、文法、読解練習をする。ただし、第14回及び第29回は「理解度の確認」、第15回及び第30回は「自主研究」とする。
 各課ごとのタイトルは以下の通りである。
第1課 出会いと自己紹介、第2課 Nanaの大学、第3課 私の家族、第4課 ドレスデンへのドライブ、第5課 夏のような日々を楽しもう!、第6課 冬学期の始まり、第7課 森の散歩-環境問題・エネルギー問題、第8課 ベルリンの魅力、第9課 クリスマス市にて、(第10課 子育ては誰がする?-子育て支援)。
 第1学期は第4課まで、第2学期は第5課から第9課まで学習する予定である。尚、接続法(第10課)は1年次では扱わないことになっているので、授業は第1課から第9課までとなる。

授業方法

 各課冒頭の会話文を音読・訳読し、文法の学習、練習問題をやった後、前に戻って会話文をまとめた文章の音読と訳読を行う(教科書の順番では会話文の直後にまとめの文章が置かれている)。
 また、ドイツの風習などを紹介する写真等も見る予定。
 随時質問を受け付けるので、理解できない点や不明な点があれば、積極的に質問すること。

準備学習

 次回の授業で扱う箇所の予習と出された宿題は必ずやってくること。(約2時間)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):30%
小テスト:30%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):10%
 出席、授業態度(宿題)、小テスト及び学期末・学年末試験の結果で総合的に評価する。

教科書

佐藤、Pinnau、中村『ドイツに行ってみませんか<Ver.3>』、郁文堂2014年、ISBN=9784261012569

参考文献

濱川祥枝・他『クラウン独和辞典』、三省堂2014
前田敬作『フロイデ独和辞典』、白水社
根本道也・他『新アポロン独和辞典
在間進・他『アクセス独和辞典』、三修社
小野寺・保阪他『プログレッシブ独和辞典 第二版』、小学館
 上記は初級から中級向けの辞書であるが、中・上級向けの辞書として『独和辞典』(郁文堂)、『独和大辞典』(小学館)がある。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

 1年間で予定した内容を終えるためには受講者の協力は欠かせないので、予習と宿題は必ずやってくること。