フランス語C(中級)8

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
一丸 禎子 講師 2 通年 2

授業概要

フランス語の基礎を学んだ人を対象に、比較的容易なテクストを読み、表現の練習を重ね、総合的なコミュニケーション力を養います。同時にフランス語という言語をささえる歴史、文化、社会への理解を深めます。

到達目標

・平易なフランス語の文章が理解できるようになる。
・フランス語で表現するときに必要なことが、文法だけでなく、総合的に理解できるようになる。
・外国語でのコミュニケーションの場では、どんなことに注意すべきか意識できるようになる。
・異文化に対する望ましい姿勢を学ぶことができる

授業計画

1 イントロダクション(教科書の説明と授業の仕方)
ブルターニュ地方の紹介
2 1課 レンヌ駅で(テクストと文化的背景)
3 1課 レンヌ駅で(表現練習)
自己紹介
4 2課 リース広場(テクストと文化的背景)
5 2課 リース広場(表現練習)
関係代名詞を使う
6 3課 クレープリー(テクストと文化的背景)
7 3課 クレープリー(表現練習)
注文・勘定をする
8 4課 レンヌ大学(テクストと文化的背景)
9 4課 レンヌ大学(表現練習)
昨日の出来事を語る
10 5課 モン・サン・ミッシェル(テクストと文化的背景)
11 5課 モン・サン・ミッシェル(表現練習)
天気について話す
12 6課 ケルト民族フェスティバル(テクストと文化的背景)
13 6課 ケルト民族フェスティバル(表現練習)
人を誘う
14 理解度の確認
15 予備日
16 7課 巨石文化(テクストと文化的背景)
17 7課 巨石文化(表現練習)
過去の出来事を語る
18 8課 ユエルゴアでの散歩(テクストと文化的背景)
19 8課 ユエルゴアでの散歩(表現練習)
「~してから~になる」
20 9課 アーサー王伝説(テクストと文化的背景)
21 9課 アーサー王伝説(表現練習)
「~とは驚きだ」
22 10課 地獄の入口(テクストと文化的背景)
23 10課 地獄の入口(表現練習)
「~していると~を思い出す」
24 11課 バラ色の花崗岩海岸(テクストと文化的背景)
25 11課 バラ色の花崗岩海岸(表現練習)
行事について話す
26 12課 出産の季節(テクストと文化的背景)
27 12課 出産の季節(表現練習)
質問に答える
28 映画・料理・詩・絵画の中のブルターニュ地方
29 理解度の確認
30 予備日

授業方法

CALL教室をつかいますが、グループでの作業、発表、黒板に書くなどもあります。
毎回かならず1度はあたり、フランス語、あるいは日本語で発言が求められます。

準備学習

・音声は朝日出版社のページからダウンロードできます。まずテクストの部分を音源を聞きながら読みましょう。次にテクストを閉じて2回聞き、耳から聞くだけで話の内容を具体的にイメージします。これを2回繰り返しておきましょう。
・表現練習の問題を自分でやってみましょう。
・自分で解決のつかないところ、わからないことをメモしておきます。(授業中に質問するためです。)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):30%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):40%
平常点は授業中に細かく加算されます。したがって、授業にどれだけ積極的に参加したかが重要です。つまり出席しているだけでは加算されません。学年末試験では主に、筆記により理解度を確認します。

教科書

小谷奈津子『エスプラナード2』初版、朝日出版社2015年、ISBN=9784255352503

参考文献

一丸禎子『フランス語ホームステイ ライヴ』初版、三修社2011年、ISBN=9784384056662
皆さんと同じ年頃の人がフランスでホームステイをするという設定で、中級以降のコミュニケーションに必要な事項を読みやすく書いています。特に、ふるまい方など授業中に説明しきれないことに触れていますので、参考になさってください。フランス語のコミュニケーションが疑似体験できます。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

授業中の撮影・録音・録画はできません。