スペイン語B(初級)2
ゼロから学ぶスペイン語―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
伊香 祝子 講師 2 通年 4

授業概要

はじめてスペイン語を学ぶ人のためのクラスです。日本語での説明および演習を通して、初級文法と最低限の語彙を身につけることをめざしています。

到達目標

アルファベット、正しい発音を習得し、音読の基礎を培う。つづいてスペイン語の初級文法と基本語彙を習得します。最終的には、客観的な事実や自分の考えを、基本的な構文を用いて口頭で表現できるようになること、辞書をひきながら、簡単な文章を読むことができるレベルになることが目標です。

授業計画

1 オリエンテーション スペイン語とは? 使用地域について アルファベット 履修にあたっての諸注意
2 発音とアクセントの位置
3 名詞の性・数・冠詞・主語人称代名詞
4 動詞ser直説法現在、形容詞の性と数
5 estarの直説法現在、hay+名詞,estarとhayの比較
6 estarとserの比較
7 -ar動詞の直説法現在、基数
8 -er動詞の直説法現在
9 -ir動詞の直説法現在
10 目的格人称代名詞
11 gustar型の動詞
12 語根母音変化動詞
13 querer, poderの用法
14 第1学期のまとめ
15 理解度の確認
16 1人称単数が不規則な動詞
17 hacerの用法、その他の不規則動詞
18 再帰動詞、無人称文
19 過去分詞、直説法現在完了
20 直説法点過去(規則動詞)、不定語・否定語のまとめ
21 直説法点過去(不規則動詞、特殊な活用動詞、語根母音変化動詞)
22 再帰動詞の点過去
23 受け身表現
24 直説法線過去
25 直説法未来
26 直説法過去未来
27 命令文、再帰動詞の命令
28 接続法
29 第2学期のまとめ
30 理解度の確認
テキスト、ノート、辞書(西和辞典。電子辞書も可)を教室に持ってくること。

授業方法

モデルとなる会話や文の習得→関連する単語や文法・表現の学習→練習問題の順序で進めます。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読み、わからない単語があれば辞書で調べるか、教科書にしるしをつけておく。
例文はできるだけ日本語に訳し、練習問題は自分で解いてみる。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):30%
レポート:20%
小テスト:10%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):10%
出席については、積極的に授業に参加しているかどうかを重視します。

教科書

青砥清一、パロマ・トレナド他『プラサ・マヨールI 改訂ソフト版ベーシック・スペイン語』改訂初版版、朝日出版社2014年、ISBN=9784255550664

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

予習はもちろんですが、授業後の反復練習も大切です。また、最近はネット上にも教材(新聞、動画など)があふれていますから、学校の勉強(予習・復習)に加えて、このような生きた教材にふれる時間をなるべく多くとることが上達の秘訣です。