●
特別演習
―プレゼンテーションⅠ――
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
本條 晴一郎 講師
|
2 |
2~4 |
第1学期 |
月 |
3 |

-
プレゼンテーションとは、聞き手にとって有用な知識や価値を、聞き手にとってわかりやすい形式で伝えることです。企画を提案することや自己をアピールすることも、プレゼンテーションの例といえます。プレゼンテーションには標準的な方法があり、それは技術として身に付けられるものです。本演習では、(1)発表する内容の作成方法、および、(2)発表の技法を学ぶことで、プレゼンテーションの技術を身に付けます。また、社会生活の中でプレゼンテーション技術が具体的にどのように生かされるかについても学びます。

-
・プレゼンテーションの標準的な型を理解する。
・自分が話したいことと聞き手にとってわかりやすいことのギャップを体感する。
・自分の良さを発見する。
・議論を発展させる質問の仕方を身に付ける。

-
1 |
イントロダクション:プレゼンテーションとは何か |
2 |
インタビュー実習:他人プレゼンテーションの準備 |
3 |
実習:他人プレゼンテーション1 |
4 |
実習:他人プレゼンテーション2 |
5 |
聞き手の分析について |
6 |
ストーリーの作成について |
7 |
論理的な構成について |
8 |
わかりやすいスライドのデザインについて |
9 |
プレゼンテーションの準備について |
10 |
実習:自分プレゼンテーションと質疑応答1 |
11 |
実習:自分プレゼンテーションと質疑応答2 |
12 |
実習:自分プレゼンテーションと質疑応答3 |
13 |
実習:自分プレゼンテーションと質疑応答4 |
14 |
授業のまとめ |
15 |
予備日 |

-
受講生は全員、1学期に2回、2学期に3回の計5回プレゼンテーションを行う予定です。それぞれのプレゼンテーションに対しては、担当教員がコメントを加えます。プレゼンテーションは初歩的なものから始まり、段階的に実践的なものになっていきます。次の段階に進む際に必要となる知識は、担当教員が講義形式で解説します。

-
発表の練習と発表資料の作成は、授業時間外に各自が行うことになります。

- 平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):60%
- プレゼンテーション実習:40%
- グループワークを行うので毎回の出席が前提になります。授業への積極的参加は、授業中の発言および毎授業ごとに提出するリアクションシートによって測られます。ブレゼーテーション実習の評価は、発表の出来自体よりも、発表の意図と準備が重視されます。

-
ナンシー・デュアルテ『ザ・プレゼンテーション』、ダイヤモンド社、2012年、ISBN=4478016968
-
宮野公樹『研究発表のためのスライドデザイン』(講談社ブルーバックス)、講談社、2013年、ISBN=4062578131
-
ナンシー・デュアルテによるプレゼンテーションは現代における世界標準となっています。構造化されたプレゼンテーション資料(企画書など)については、理系の研究発表スライドに基本となる型があり、文系理系を問わず応用が可能です。参考文献は適宜紹介します。

-
履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

-
第1学期、第2学期を通しての授業となります。内容的に連関しているので、第1学期・第2学期セットでの履修が望ましい。