地域研究(ラテン・アメリカⅡ)
ラテンアメリカと民主主義の質―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
宮地 隆廣 講師 2 2~4 第2学期 2

授業概要

ラテンアメリカでは現在、ほとんどの国が民主主義体制を採用しているが、体制の運用については民主的とは言い難い側面がある。こうした民主主義の質にまつわる問題を考察する。

到達目標

民主主義の質について、その内容と指標を理解する。
ラテンアメリカ諸国の民主主義の質について具体的に把握し、説明できるようになる。

授業計画

1 導入
2 ラテンアメリカ政治史の概要
3 民主主義の質に対する注目
4 総合的評価
5 垂直的アカウンタビリティ(1)
6 垂直的アカウンタビリティ(2)
7 水平的アカウンタビリティ(1)
8 水平的アカウンタビリティ(2)
9 国家の自律性
10 発表(1)
11 発表(2)
12 発表(3)
13 発表(4)
14 まとめ
15 予備日
受講者数に応じて、発表に割く授業の回数が変わる可能性がある。また、それに伴い、発表回に先立つ講義の内容も変更があり得る。

授業方法

第1回から第9回までは講義、第10回以後はグループワークによる発表となる。

準備学習

発表に伴う準備を除き、事前に学習すべきことはない。

成績評価の方法

レポート:50%(発表の結果から分かることをレポートにまとめる)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%(グループワークによる発表)

参考文献

ラテン・アメリカ政経学会編『ラテン・アメリカ社会科学ハンドブック』、新評論2014年、ISBN=9784794809858

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。