演習(3年生)
環境金融と企業行動―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
内山 勝久 特別客員教授 4 3 通年 4

授業概要

東日本大震災以降、環境問題を意識した持続可能な社会構築のあり方が議論されており、企業や金融機関の果たす役割にも期待が集まっています。この演習では、まず、環境金融に関する専門書を読んで議論します。次に、議論を踏まえて環境配慮企業に関するデータを分析して環境金融との関連を評価します。

到達目標

専門書の輪読や分析作業を通じて、参加者の分析能力やレポート作成能力を身につけるほか、自ら調べたり分析した事項を他者に自分の言葉でわかりやすく説明できるようになることを目指します。

授業計画

1 オリエンテーション(演習の進め方等についての説明)
2 報告担当者の割り当て
3 報告と討論
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14 総括とまとめ
15 第2学期の進め方についての検討
16 各人の担当企業の選定と分析手法の検討
17 分析,報告と討論
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29 総括とまとめ(1)
30 総括とまとめ(2)

授業方法

第1学期は、毎回の報告者を決め、報告者は担当範囲を要約した資料(スライド)によりプレゼンテーションを行います。他の演習生は疑問点やコメント、あるいは自ら調べた関連事項について資料を事前に用意して1人2~3分で発表します。さらに、それを基にして全員でディスカッションを行います。
第2学期は、参加者各人が担当する環境配慮企業を決め、その企業について株価や有価証券報告書、環境報告書などの公開情報を基にしながら分析を行います。

準備学習

学生が主体となって演習を運営していくためには、事前に割り当てられた範囲の予習と事後の復習が不可欠です。とくに予習はディスカッションの前提となるので必ず行うこと。

成績評価の方法

平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%
クラスへの貢献:50%(発表や資料の内容、発言の量と質、クラス運営への貢献などを総合的に評価します。)

教科書

藤井良広『環境金融論』、青土社2013年、ISBN=9784791767007

参考文献

関連する参考文献は適宜紹介します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。