演習(4年生)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
金田 直之 教授 2 4 第2学期 4

授業概要

企業価値評価の手法を前提に、実際の具体的事例を研究する。M&A,MBO、企業再生などの事例を想定しているが、詳細は履修者と相談して決めたい。また、研究と並行して輪読も行いたい。

到達目標

企業価値評価の基礎概念を使って、M&Aなどにおける企業価値の把握を行い、企業経営上の問題把握・討論ができるようになる。

授業計画

1 ガイダンス
2 M&Aにむけた戦略策定
3 相手企業の選定
4 相手企業との交渉
5 相手企業の企業価値評価
6 買収資金の調達
7 海外企業のM&A
8 事例発表(1)
9 M&Aの会計処理
10 M&A後の企業価値向上
11 事例発表(2)
12 中小企業のM&A
13 これからのM&A
14 事例発表(最終)-ケーススタディ提出
15 統括・演習のまとめ

授業方法

演習形式で行うため、積極的な参加が必須である。 

準備学習

教科書の該当部分を事前に読んでくること。

成績評価の方法

レポート:5%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):5%
出席・議論への参加状況・発表などを総合的に評価する。 :90%

教科書

坂本恒夫・文堂弘之『M&A戦略のケース・スタディ』、中央経済社2008
必要に応じて別途指定する。

参考文献

伊藤邦雄『ゼミナール 企業価値評価』、日本経済新聞出版社2007
参考文献は適宜指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

企業価値評価のほか、参加者の興味に合わせて、報酬制度、経営戦略などの視点も加えたい。内定先の企業を題材に選ぶことも考えている。