産業事情(情報産業)
イノベーションの経営学―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
児玉 充 講師 2 3~4 第2学期 2

授業概要

本講義では全てが情報産業となりつつある現代のIT社会において、社会人として必要となる基本的な知識の習得を目指す。特に重視するのは日々のビジネスなどで必要とされる創造的かつ論理的思考力と実践力である。このために、IT・情報通信・家電・ゲーム・エレクトロニクス・半導体・工作機械・自動車・物流分野などにおける最新のビジネス課題を解説し、これら分野における最先端企業の革新(イノベーション)のケースを学ぶ。

到達目標

企業研究のケースからイノベーションのメカニズムについて学び、理論的かつ実践的思考を修得する。

授業計画

1 イントロダクション(授業の流れと成績評価の説明)
2 知識力と人間力の形成 -イノベーションの重要性
3 ITと人・組織との相互作用および実践的インプリケーション
4 IT時代の人材マネジメント -これからのリーダーやマネージャーの在り方とは?
5 IT・情報通信産業の現況と動向(1)競争環境の変化と新しいビジネスモデル
6 IT・情報通信産業の現況と動向(2)大量生産時代からマス・カスタマイズへ
7 ケーススタディー(1)企業変革とイノベーション
8 ケーススタディー(2)ブロードバンド&携帯電話のビジネスイノベーション
9 ケーススタディー(3)工作機械産業のイノベーション
10 ケーススタディー(4)デジタル家電革命
11 ケーススタディー(5)ゲーム産業のイノベーション
12 新たなイノベーション思考 -製品アーキテクチャ
13 新たなイノベーション思考 -プロセスアーキテクチャ
14 新たなイノベーション思考 -マネジメントアーキテクチャ
15 総括

授業方法

講義形式による。

準備学習

指定する教材について事前に読んでおくこと。

成績評価の方法

レポート:70%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):30%
出席とレポートの内容により成績評価を行います。

教科書

適宜プリントを配付します。

参考文献

参考文献は適宜指示します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。