思想史演習Ⅰ
ベルクソン『笑い』―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
杉山 直樹 教授 4 2~4 通年 3

授業概要

ベルクソンの『笑い』をフランス語で読む。
第3章「性格の滑稽さ」中、とりわけ性格喜劇を考察しながらその対比項となる芸術をも論じる箇所を扱う。

到達目標

ベルクソンの芸術論・喜劇論を理解する。ならびに、その背景をなす彼の思想を知る。
フランス語の哲学書を、レジュメを切りながら読みこなす手法が身につく。
なぜこのシラバスが滑稽であるのかについて説明できるようになる。

授業計画

1 イントロ 哲学者ベルクソンと、『笑い』という書物について
2 承前。『笑い』の概要
3 原書111ページより読解を始める。
4 112ページ
5 113ページ
6 114ページ
7 115ページ
8 116ページ
9 117ページ
10 118ページ
11 119ページ
12 120ページ
13 121ページ
14 まとめ
15 予備日
16 復習
17 122ページ
18 123ページ
19 124ページ
20 125ページ
21 126ページ
22 127ページ
23 128ページ
24 129ページ
25 130ページ
26 131ページ
27 132ページ
28 133ページ
29 まとめ
30 予備日
参加者のペースにより進度は大きく変更され得る。

授業方法

担当者による訳読と報告を軸として、質疑や応答。

準備学習

担当者は報告ペーパーを作成する。それ以外の参加者も原典に目を通しておく。

成績評価の方法

小テスト:30%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):70%

教科書

H. Bergson, Le rire
用いるエディション等については初回に指示する。

参考文献

邦訳情報については初回に指示。

その他

フランス語を読む演習となる。参加者の語学力に応じた一定の配慮はするので、相談すること。