美術史演習Ⅰ
西洋美術史研究の実践―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高橋 裕子 教授 4 2~4 通年 3

授業概要

1学期には英語論文(未定)の講読を通じて、1)英語による専門文献を正確に、かつ、ある程度の速度で理解する力を養い、2〉論じられている問題について考察し、3)美術史の研究と論述の具体的方法を学びます(主に形式面での卒業論文の書き方については、授業の最初期に講義します)。2学期には各人の研究発表を中心とした演習形式で進めます。4年生は卒業論文の中間報告、3年生は自由なテーマでの発表となります。

到達目標

英語の専門文献をある程度の速度で読み、内容を理解できるようになる。
自分の研究テーマにふさわしい文献(先行研究)を探し、これを用いた美術史の研究ができるようになる。

授業計画

1 イントロダクションおよび「卒業論文中間発表・発表要旨」の書き方についての注意
2 講義:卒業論文の書き方(1)基本的方針
3 講義:卒業論文の書き方(2)個別的留意事項
4 英語文献講読
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14 英語文献講読/3年生は2学期の発表テーマをこの回までに決定し、授業で配布する用紙に記して提出
15 まとめ
16 各人の発表(パワーポイントや配布資料を使用)、教員による講評、質疑応答
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29 まとめ
30 予備日

授業方法

1学期は講義と講読、2学期は演習。

準備学習

講読テキストを予習しておくこと。
2学期の発表に向けて、早くから準備(取り上げるテーマの決定やアプローチの決定)をすること。

成績評価の方法

レポート:50%(内容自体の美術史的妥当性。また、口頭発表の際に指摘された問題点の解決をはかっているかどうか。)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%(出席と2学期の質疑応答への参加。)
英語論文読解の正確さ。:30%

教科書

講読テキストは開講時に紹介。マスターコピーを哲学科事務室に置くので、各自コピーすること。

参考文献

参考文献は必要に応じて随時紹介。

履修上の注意

履修者数制限あり。(30名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・演習を円滑に行なうためには30名以下が望ましいのですが、若干の超過は許容します。
・配当年次は「2~4」となっていますが、人数と内容の観点から2年生は「2年次演習B]の方を履修してください。
・毎回出席を取り、全体の三分の一以上欠席した場合は、原則として単位取得を認めません。はなはだしい遅刻も欠席と見なします。卒論執筆中の4年生も出席を心がけてください。
・質問や相談はメールで受け付けます(アドレスは19960446@gakushuin.ac.jp)。