現代研究コースゼミナールB
洋書事始は映画から―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
上岡 伸雄 教授 4 3~4 通年 3

授業概要

映画化された小説を、映画と比較しながら読む。映画をきっかけとして文学作品に親しむことが第一の目的だが、それと同時に、異なるメディアでの表現方法の違いなどについても分析していきたい。また、社会背景についての文献も読んで、アメリカのCounter Cultureの時代への理解も深めたい。卒論の英文レジュメが正しく書けるように、英作文の指導も行う。

到達目標

英語資料を読む読解力と、それを英語でまとめる作文力をつける。さらに映画の社会背景への理解を深める。

授業計画

1 イントロダクション
2 Ken Kesey, One Flew Over the Cuckoo’s Nest、最初の2ページ
3 〃 Ch.1残り
4 〃 Ch.2
5 映画鑑賞
6 関連資料読解(1)
7 〃(2)
8 〃(3)
9 映画鑑賞
10 One Flew Over the Cuckoo’s Nest, Ch.3
11 〃 Ch.4
12 〃 Ch.5
13 3年生研究発表
14 4年生卒論計画発表
15 第1学期まとめ
16 第2学期イントロ(英文レジュメ第一稿提出)
17 One Flew Over the Cuckoo’s Nest, Ch.6
18 英文レジュメ第一稿についての討論会
19 One Flew Over the Cuckoo’s Nest, Ch.7
20 〃 Ch.8
21 〃 Ch.9
22 英文レジュメ第二稿についての討論会
23 3年生研究発表(1)
24 〃(2)
25 〃(3)
26 英文レジュメ第三稿についての討論会
27 One Flew Over the Cuckoo’s Nest、Ch.10
28 〃 Ch.11
29 4年生、卒論相談
30 まとめ

授業方法

毎回、範囲内の文章について、その文脈を英語で説明する小テストを課す。『はじめての英語論文』第2部の基本フレーズと単語についても毎回小テスト。第2学期は、初回に4年生が卒論の英文レジュメを提出。それを皆で読み、添削し合い、英語を磨いていく。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと(約30分)。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%
普段の授業での小テスト、学期末のテスト(またはレポート)に加え、発表や討論への貢献度も重視する。

教科書

和田朋子『はじめての英語論文』増補改訂版、すばる舎2013年、ISBN=978-4799102879
Ken Kesey『One Flew Over the Cuckoo’s Nest』、SignetISBN=978-0451163967

参考文献

授業で指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。(35名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。