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英語文化コースゼミナールC
―『ロミオとジュリエット』講読――
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
松岡 浩史 助教
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4 |
3~4 |
通年 |
火 |
2 |

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この授業では、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を講読します。サブテキストとして、初期近代イングランドの社会史に関する資料を適宜参照しながら、シェイクスピア時代の観客の視点からお芝居がどのように見えていたのかを検討していきます。

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この授業の目的は、シェイクスピアの英語を学ぶだけでなく、その文化背景を英語で理解することです。
論文の作成にかんしては論理(ロジック)の構成を重視した指導を行います。

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1 |
イントロダクション |
2 |
初期近代イングランドの社会的背景(1) |
3 |
初期近代イングランドの社会的背景(2) |
4 |
初期近代イングランドの社会的背景(3) |
5 |
アーデン版テクスト講読と解説 |
6 |
〃 |
7 |
〃 |
8 |
〃 |
9 |
〃 |
10 |
〃 |
11 |
ゼミ学生による発表(1) |
12 |
ゼミ学生による発表(2) |
13 |
ゼミ学生による発表(3) |
14 |
ゼミ学生による発表(4) |
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ゼミ学生による発表(5) |
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アーデン版テクスト講読と解説 |
17 |
〃 |
18 |
〃 |
19 |
〃 |
20 |
〃 |
21 |
〃 |
22 |
〃 |
23 |
〃 |
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〃 |
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〃 |
26 |
ゼミ学生による発表(1) |
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ゼミ学生による発表(2) |
28 |
ゼミ学生による発表(3) |
29 |
ゼミ学生による発表(4) |
30 |
ゼミ学生による発表(5) |

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講読とゼミ生による発表をミックスした授業となります。テクストを精読しながら、文化背景と作品のかかわりあいについて考えていきます。また、それぞれの学期の後半には、ゼミ生にそれぞれのテーマについて発表してもらいます。3年生は卒論テーマの決定を、4年生は卒論の完成を目標とします。

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受講生は当たり前のことですが丁寧な授業準備が求められます。具体的には、講読に際して原書の英文について辞書を調べることです。また、事前に指示した資料の要約をしてもらうこともあります。

- 第1学期(学期末試験):20%
- 第2学期(学年末試験):20%
- レポート:40%
- 平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):20%
- レポート、テスト、出席度によって評価します。

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Rene Weis, ed., The Arden Shakespeare: Romeo and Juliet, the 3rd series, 3rd series Edition, A&C Black Publishers Limited, 2012, ISBN:9781903436912
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J.A. Sharpe, Early Modern England:A Social History 1550-1760, 2nd Edition, Bloomsbury Academic, 1997
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第1回目の授業に必ず出席のこと。