現代地域事情コース ゼミナール(5)
ドイツ語圏における日本文化 基礎編―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高田 博行 教授 2 3~4 第1学期 1

授業概要

現在のドイツ語圏において日本文化(日本、日本人)がどのようなものとして認識され評価されているのかを、いわゆるハイカルチャー(高尚な文化)に限らず、サブカルチャー(大衆文化)についても調査する。

到達目標

ドイツ語圏における日本文化像の歴史(伝統)と最前線を確認することによって、日本文化を異文化として相対化して見直す視点が獲得できるようになること。

授業計画

1 導入と概観
2 現在のドイツにおける日本のサブカルチャー(J-POPの場合)
3 ドイツ語に入った日本語
4 学生による発表(例示:ドイツ語圏の大学における日本学研究)
5 学生による発表(例示:ドイツ語圏における茶道・華道)
6 学生による発表(例示:ドイツ語圏にある日本庭園)
7 学生による発表(例示:ドイツ語圏におけるHaiku)
8 学生による発表(例示:ドイツ語圏の雑誌広告における日本イメージ)
9 学生による発表(例示:デュッセルドルフのJapan-Tag)
10 学生による発表(例示:トレンドになった日本食Sushi)
11 学生による発表(例示:ドイツ語圏におけるManga、アニメ)
12 学生による発表(例示:ドイツ語圏に入ったkawaii文化)
13 学生による発表(例示:ドイツ語圏に入った日本の絵文字・顔文字)
14 総括
15 予備日

授業方法

教員による概説のあと、各受講生が口頭発表(プレゼンテーション)する。ドイツ語圏における現代事情も扱う内容なので、ドイツ語書籍・論文や最新のインターネット情報などをドイツ語で読みこなす能力と勤勉さが大前提となる。その意味でも、発表を準備するのにはきわめて多くの時間と労力が必要である。

準備学習

次回の授業で扱うトピックに関して、指定された関連資料等をあらかじめ各自が読んでおくこと。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):10%
プレゼンテーション(口頭発表):40%

参考文献

授業中に適宜指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

「現代地域事情コースゼミナール(5)」を履修する学生は、「現代地域事情コースゼミナール(6)」と合わせて通年で履修せねばならない。