※計量経済学特論Ⅰ(学部:計量経済学(上級Ⅰ))

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
赤司 健太郎 教授 2 D/M 第1学期 3

授業概要

計量経済学の講義では割愛した方法論や、より経済理論や経済データの特性に応じて発展している計量モデルを学ぶ。特に留学生は、学部の計量経済学を履修してから受講することを勧める。

到達目標

特定課題研究・修士論文などで、より高度な計量手法を実証分析で援用できるようにする。

授業計画

1 オリエンテーション
2 非線形モデルの回帰分析
3 分位点回帰法
4 一般化積率(GMM)及びシステム推定法
5 政策評価(PE)モデル
6 自己選択モデル
7 費用便益分析
8 ナッシュ均衡の推定法
9 多変量GARCH
10 動学的パネル及びパネル共和分
11 構造VARモデル
12 DSGEモデル
13 まとめ
14 受講生による発表1
15 受講生による発表2

授業方法

PC実習(EViews)を中心とした講義。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと。

成績評価の方法

レポート:50%(学期末に、講義で扱った分析法を用いた実証レポートを課す。)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%(受講生による実証レポートのプレゼンを評価する。)
この科目は、学部3-4年生が受講することのできる大学院科目であり、
学部生の成績評価は大学院生と同様に行う。

教科書

北岡孝義 他『EViewsで学ぶ実証分析の方法』、日本評論社
教科書の指定はするが、講義スライドのハンドアウトを配布する予定。

参考文献

J.M. Wooldridge, Econometric Analysis of Cross Section and Panle Data, MIT Press

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

学部の計量経済学を履修済みであること。
オフィスアワー:月曜13:10-13:40(赤司研究室)