日本経営史特殊研究Ⅱ
ものづくりから見た日本の発展―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
鈴木 恒夫 教授 2 D/M 第2学期 4

授業概要

本講義は、日本の産業史を「ものづくり」というキーワードから、講義していく。到達目標:「ものづくり」から見た、日本における産業と企業の発展を理解する。
博士後期課程の受講者には、テキストの自身の理解に加えて、当該分野の他の研究に関連させて理解することを要求する。博士前期課程の受講者には、テキストを、通史の中に位置づけて理解することを要求する。

到達目標

戦後の経済発展を、「ものづくり」という視点から、日本経済の特徴を説明できるようになる。

授業計画

1 『ものづくり日本経営史』を取り上げる意義
2 第3章 2.大量生産の模索(1)
3 第3章 2.大量生産の模索(2)
4 第3章 2.大量生産の模索(3)
5 第3章 3.会社の成熟と進化
6 第4章 1.日本的経営を支える制度(1)
7 第4章 1.日本的経営を支える制度(2)
8 第4章 2.自主設計と大量生産の確立(1)
9 第4章 2.自主設計と大量生産の確立(2)
10 第4章 2.自主設計と大量生産の確立(3)
11 第4章 2.自主設計と大量生産の確立(4)
12 第4章 3.日本的経営(1)
13 第4章 3.日本的経営(2)
14 終章 1・2.バブル崩壊とビッグバン
15 予備日

授業方法

輪読(本の読み方)と最新の研究成果の報告と議論(問題の見つけ方)

準備学習

テキストを事前に読むと同時に、他の文献や研究から同種の事例を探しておくこと。

成績評価の方法

レポート:50%(要約は適切に出来ているか。問題点を指摘できるか。)
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):50%(関連分野からの理解と議論が出来ているか。)
博士後期課程の受講者は、当該分野の他の研究に関連させて理解しているか、博士前期課程の受講者は、通史の中に位置づけて理解しているかを評価基準とする。

教科書

粕谷誠『ものづくり日本経営史』初版、名古屋2012年、ISBN=978815807153

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。