西洋史演習
ラテン語書簡の講読―

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
島田 誠 教授 4 D/M 通年 4

授業概要

この演習では、古代において執筆、公刊されて現存しているラテン語書簡(キケロー、小プリニウス、フロントなど)を取り上げ、歴史史料としての価値、文学的意義などに留意しつつ、講読する。なおギリシア史専攻の院生のために、ギリシア語の書簡や史料の講読も適宜行う。また参加者それぞれの関心に基づく報告も行う。

到達目標

西洋古代史、特にローマ史の専門研究者として必要なラテン語読解能力が身に付く。

授業計画

1 演習の内容と進め方の説明
2 参加者の報告
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6 ラテン(ギリシア)語書簡の講読
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15 予備日
16 参加者の報告
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20 ラテン(ギリシア)語書簡の講読
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30 予備日
参加者は初級程度のラテン語を習得していることが望ましい。なおラテン語未習得だが、ギリシア・ローマ世界に関心はある院生も参加は可能なので、担当教員に相談すること。

授業方法

参加者が、担当作品および注釈の内容を報告し、全員で討論する。

準備学習

参加者は、必ず該当のラテン語の書簡等のテキストの解釈、日本語訳を準備しておくこと。

成績評価の方法

レポート:30%
平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):70%(出席、報告内容、討論参加の積極性等により評価する。)
博士後期課程の学生は博士後期課程科目の基準で、博士前期課程の学生は博士前期課程科目の基準で成績を評価する。