比較文学
007-D-011

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
南條 竹則 講師 4 通年 5

授業概要

ヨーロッパの詩の翻訳は、我が国の近代文学に深い影響を及ぼし、新体詩と呼ばれる新しい分野を生んだ。この授業では、歴史的な名訳とされる翻訳を取り上げ、原文や英語訳と比較して熟読し、翻訳技術上の諸問題や詩を翻訳することの意味を考察する。

到達目標

受講者が日本語と英語の韻文の形式について、一定の基礎知識を身に着けること。並びに明治以降の重要な翻訳にどんなものがあるかを知ることを目標とする。

授業計画

1 授業の説明。
2 比較文学という学問の分野について。
3 同前。
4
5 明治以降の詩の翻訳について。
6 同前。
7
8
9 エドガー・アラン・ポーの「大鴉」を読む。
10 同前。
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16 ペルシアの詩人オマル・カイヤームについて。
17 同前。
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27 まとめ
28 同前。
29
30 予備日。

授業方法

講義形式で行うが、必要に応じて、学生に行ストの音読と翻訳を求める。

準備学習

毎回所定のテキストをあらかじめ熟読しておくこと。日本語や英語の辞書を引いて、わからない語句をしらべておくこと。

成績評価の方法

レポート:70%(授業時に説明した要点をとらえているかどうか。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(授業態度。予習をよくしているかどうか。)

教科書

イヴ・シュヴレル『比較文学入門』(文庫クセジュ)、白水社2009年、ISBN=9784560509340

参考文献

授業時に説明する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

授業時に紹介した文学作品をできるだけ読んでおくこと。