キャリア・デザインⅢE
自分の力で生きていくキャリアを意識する―
007-D-065

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
木村 進 講師 2 第2学期 4

授業概要

 キャリアとは、他者や社会との関係の中で経験する様々な出来事を、どのように解釈し、意味づけるか、ということの積み重ねで出来上がってくる「自分にとっての生き方」のプロセスです。
 この授業では、仕事における役割やモチベーションのあり方について考え、社会環境の変化に柔軟に対応しながら自分らしいキャリアを構築するためにはどうしたらよいかを考えていきます。
この授業は、2年生の2学期以降、3,4年生が受講することを想定したカリキュラム構成です。

到達目標

この授業を受けることにより、自分らしさとは何か、キャリアとは何かを意識し、社会の中でやりがいやモチベーションを持って仕事をしていくために大切なことは何かを考えるきっかけをつくる。

授業計画

1 オリエンテーション、キャリアとは何か
 ●授業の進め方 ●キャリアの概念
2 キャリア・デザインのための自己理解
 ●「キャリア・デザインⅠ」の概要
3 キャリア・デザインのための関係性理解
 ●「キャリア・デザインⅡ」の概要
4 キャリア・デザインのための組織理解(1)
 ●雇用環境の変化
5 キャリア・デザインのための組織理解(2)
 ●組織力と協働性
6 キャリア・デザインのための仕事理解(1)
 ●職業を知る
7 キャリア・デザインのための仕事理解(2)
 ●多様な働き方
8 キャリア・デザインのための経営理解
 ●グローバルマーケットでの企業競合
9 キャリア・デザインのための業界理解
 ●業界を知る ●BtoBとBtoC
10 組織と個人の適合(1)
 ●ワーク・ライフ・バランス
11 組織と個人の適合(2)
 ●就活を考える
12 キャリア・デザインのための能力開発(1)
 ●コミュニケーションスキル(反応力・観察力)
13 キャリア・デザインのための能力開発(2)
 ●ビジネスマナー(外部講師)
14 まとめ
 ●将来を設計する
15 自主研究

授業方法

毎回のテーマに合わせた、個人ワーク、グループワーク、ロールプレイ、体験学習、事例検討などの方法によって、
自立的に自分自身のキャリアに向かい合えるような「参加型授業」です。

準備学習

教科書は始めの2週間で一通り読んでいただき、感想を提出してもらいます。
ほかには、授業の中で適時指示いたします。

成績評価の方法

レポート:30%(15点満点×2回)
毎回の授業振り返りシート(期末一括提出):70%(出席表も兼ね、6回以上無記入の場合は単位は認定できません。)
試験はしませんが、授業への参加度や提出課題により、評価します。

教科書

木村 進『自分で切り開くキャリア・デザイン』、中央経済社2014年、ISBN=9784502695308

参考文献

大久保 幸夫『仕事のための12の基礎力』、日経BP社
金井 壽宏『働く人のためのキャリア・デザイン』、PHP研究所
参考書は適時紹介します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

「キャリア・デザインⅢ」5コースは、基本的に同じ内容の授業ですので、どれか一つを履修のこと。
 
楽しく勉強していきましょう。