特殊講義(芸術と法)
011-B-190

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
澤田 悠紀 講師 2 1~4 第1学期 5

授業概要

芸術に関する法的課題について、実例を紹介しながら、理論的に学ぶ。

到達目標

身近な芸術作品や芸術的環境にまつわる法的課題について、みずから考えられるようになる。

授業計画

1 イントロダクション
2 芸術と憲法 —表現の自由
3 芸術と著作権法 —創作と模倣
4 芸術と意匠法 —アートとデザイン
5 芸術と民法 —作品の使用・収益・処分
6 芸術と文化財保護法 —私有と公有
7 芸術と所得税法・法人税法 —寄附税制と補助金制度
8 芸術と相続税法 —寄贈・物納および登録美術品制度
9 芸術と建築基準法 —3条1項3号および総合設計制度
10 芸術と都市計画法・景観法 —特定街区と景観計画
11 芸術と地方自治法・旅館業法 —アダプティヴ・ユース
12 芸術と刑法 —贋作・盗品・盗作
13 芸術と国際条約
14 まとめ
15 自主研究

授業方法

事前に指定した資料に基づき、議論を交えながら、講義を行う。

準備学習

事前に指定した資料(日本語および英語)を読んでおくこと。(約60分)

成績評価の方法

レポート:70%(明確な問題意識に基づいた分析)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(出席、議論への貢献)
平常点の評価については、初回講義において説明する。