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特設演習(条文から理解する刑事訴訟法)
011-A-100
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
津村 政孝 教授
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2 |
1~4 |
第1学期 |
火 |
1 |

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法律学は暗記科目と思われがちですが、とくに刑事訴訟法については、基本的なことは条文で説明されています。入門書に書かれていることの大半は実は条文に書かれていることです。そうすると、六法がそばにあれば、暗記する必要のないことが多いのです。もちろん、条文に書かれていないこともあります。日本の法律は簡潔なので、当たり前とされていることは条文に出てこないこともあります。そういったことも確認しながら、条文からどれだけ刑事訴訟が理解できるかを検討していきたいと思います。
なお、3年生で法科大学院と合同で開講される「演習(刑事模擬裁判)」の履修を希望する人はこの授業を履修して下さい。

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刑事訴訟法の基本を理解し、自らの意見を持ち、自分の言葉で説明できるようにする。

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1 |
授業の進め方の説明などの打ち合わせ |
2 |
捜査の端緒ー告訴・告発、検視、職務質問 |
3 |
捜査の端緒ー自動車検問、所持品検査 |
4 |
逮捕と勾留 |
5 |
捜索・差押え・検証 |
6 |
被疑者の防御 |
7 |
捜査をめぐる諸問題 |
8 |
公訴提起 |
9 |
公判のための準備、公判手続 |
10 |
公判前整理手続+裁判員裁判 |
11 |
証拠法の基礎・違法収集証拠排除法則 |
12 |
自白法則・補強法則・伝聞法則とその例外 |
13 |
公判の裁判 |
14 |
まとめ |
15 |
予備日 |

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基本的に質疑応答形式で行いますが、第11回については条文に規定されたものが少ないので、講義に近くなる可能性があります。

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事前に該当する条文を読み、配布された質問に対する答えを準備しておくこと。

- 平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):100%
- 授業の準備をきちんと行い、授業に積極的に参加したかどうかで評価します。

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履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。