比較政治Ⅰ
リベラル・デモクラシーの比較政治―
012-A-335

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小山 吉亮 講師 2 1~4 第1学期 5

授業概要

この授業では西ヨーロッパ諸国の事例をもとにして、リベラル・デモクラシー(いわゆる民主主義)の比較政治に関連する基本的な概念や問題について考察する。西ヨーロッパ以外の地域(日本やアメリカなど)の事例も必要に応じて取り上げる。

到達目標

本講義の到達目標は、受講生がリベラル・デモクラシーの歴史・現状・多様性を理解し、現代の政治について自ら考えられるようになることである。

授業計画

1 リベラル・デモクラシーとその多様性
2 政党
3 選挙
4 議会と政府
5 二院制
6 財政・金融政策
7 福祉
8 利益集団
9 クライエンテリズム
10 新しい社会運動
11 政治と宗教
12 連邦制
13 地域統合
14 理解度の確認
15 予備日

授業方法

講義形式で行う。教科書は使用せず、プリントを配付する。

準備学習

プリントに目を通した上で授業に臨むことが望ましい。
4月中は次の回のプリントを授業の際に教室で配付するが、5月以降はG-Portからプリントを印刷(またはダウンロード)してもらうことになる。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):70%
小テスト:30%
学期末試験:14回目の授業の際に実施する。
小テスト:1回実施する。

教科書

使用しない。

参考文献

建林正彦他『比較政治制度論』、有斐閣2008年、ISBN=9784641123649
新川敏光他『比較政治経済学』、有斐閣2004年、ISBN=9784641122253
池谷知明他編『新・西欧比較政治』、一藝社2015年、ISBN=9784863591028