特殊講義(イデオロギーと現代政治Ⅰ)
012-B-821

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
三輪 洋文 准教授 2 1~4 第1学期 5

授業概要

この授業の目的は,イデオロギーという概念を使って,複雑な政治現象を整理する術を修得することです。Iでは,主に現実の政治を見ていきます。

到達目標

(1) イデオロギーに関係する用語の意味を説明できる。
(2) 戦後の日本政治がどのような対立軸に沿って争われてきたかを説明できる。
(3) 今日の日本政治の状況を少数の次元の空間に縮約したかたちで説明できる。

授業計画

1 ガイダンス/イデオロギーとは何か
2 西欧におけるイデオロギーに関係する用語の意味
3 アメリカにおけるイデオロギーに関係する用語の意味
4 日本におけるイデオロギーに関係する用語の意味
5 イデオロギーの役割
6 日本人のイデオロギーの実態 (1): イデオロギー的自己意識,信念体系
7 日本人のイデオロギーの実態 (2): 政党・政治家のイデオロギーの認識
8 終戦後の日本における政治的対立軸
9 1960年代までの日本における政治的対立軸
10 1970・80年代の日本における政治的対立軸
11 1990年代の日本における政治的対立軸
12 2000年代の日本における政治的対立軸
13 2010年代の日本における政治的対立軸 (1): 2012年総選挙
14 2010年代の日本における政治的対立軸 (2): 今日の状況
15 理解度の確認
順序や進度を多少変更することがあるかもしれません。

授業方法

講義形式で行います。スライド資料をオンラインで配布します。
第2回以降,小テストを実施することがあります。その場合,授業時間の最初の10分程度を使って実施し,その後10分程度を小テストの解説にあて,それから新しい内容に入ります。小テストを実施する頻度は2回に1回程度とする予定ですが,受講生の理解度に応じて小テストの頻度を変更することがありえます。

準備学習

予習は特に必要ありませんが,1週間以内に前回の内容を復習することが望まれます。小テストを行うのはそれを促すためです。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):50%
レポート:20%
小テスト:30%
学期末試験は,到達目標(1)と(2)に関して,主に論述式で出題します。50点満点,持込みは不可です。
小テストは,第2回以降の授業で複数回実施し,30点を上限として総合点に加算します。なお,出席点ではありませんので,小テストを受けても適切な回答でないと点数は加算されません。
レポートは,到達目標(3)に関して,A4で2枚程度のものを書いてもらいます。20点満点で採点します。

参考文献

蒲島郁夫・竹中佳彦『現代日本人のイデオロギー』、東京大学出版会1996年、ISBN=9784130301053
蒲島郁夫・竹中佳彦『イデオロギー』(現代政治学叢書)、東京大学出版会2012年、ISBN=9784130320986
他の文献はスライド資料に掲載します。