心理学演習ⅠB
心理学基礎演習―
037-A-004

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
川嵜 克哲 教授 4 1 通年 2

授業概要

心理学の基礎知識と考え方の基本について学ぶ。同時に心理学研究に求められる 研究倫理について学ぶ。

到達目標

これまでの心理学研究において基礎的で重要な事項(概念や理論など)に関する講義と、その中でも特に代表的な事項を実証した平易な英語の研究論文の精読によって、心理学研究の基礎知識獲得を目指す。また、研究論文の内容を発表し、それについて議論することも経験してほしい。

授業計画

1 ガイダンス
2 心とは何か(講義)
3 心理学の研究法(講義)
4 心理学の歴史(講義)
5 基礎的な学習理論(講義)
6 学習理論の応用分野(講義)
7 深層心理学の基本概念(講義)
8 夢の理論に関する論文の読解1
9 夢の理論に関する論文の読解2
10 夢の理論に関する論文の読解3
11 夢の理論に関する論文の読解4
12 夢の理論に関する論文の読解5
13 社会心理学に関する導入と論文の読み方
14 社会心理学に関する論文の読解1
15 社会心理学に関する論文の読解2
16 社会心理学に関する論文の読解3
17 社会心理学論文に関する発表とまとめ
18 心理学用語の基礎知識の確認
19 学習理論に関する論文の読解1:導入
20 学習理論に関する論文の読解2:方法
21 学習理論に関する論文の読解3:結果
22 学習理論に関する論文の読解4:考察
23 学習理論に関する事例の検討
24 心理学に関する論文の読解1:心理学史
25 心理学に関する論文の読解2:学習と認知
26 心理学に関する論文の読解3:研究法
27 心理学に関する論文の読解4:実験研究
28 心理学に関する論文の読解5:統計用語
29 授業のまとめ
30 予備日

授業方法

原則的には演習形式で行うが、必要に応じて講義形式も取り入れる予定である。演習では、受講生が英文テキストの担当部分について発表し、その内容について全員で議論する。

準備学習

講義形式の授業時は、理解し記憶するために、必ず復習すること(約30分)。
演習形式で英語論文の内容を発表する授業時は、全文を訳しておくだけではなく、心理学の専門書や辞典を調べることによって理解を深めておくこと(約90分)。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):60%
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%
予習は必須。出席が3分の2に満たない場合は不合格

教科書

英語の平易な論文。授業で紹介、配布する。

参考文献

授業で紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

心理学科に所属する学生に限る。