● 社会心理学ゼミナールB
―動機と動機づけの社会心理学―
037-A-009
担 当 者
単 位 数
配当年次
学 期
曜 日
時 限
伊藤 忠弘 教授
4
3~4
通年
月
4
動機(motive)や動機づけ(motivation)を扱った実証的研究でこれまで用いられてきた主要な概念や方法について学ぶ。研究論文の講読と議論を通して、当該領域の研究の動向とその応用可能性を理解する。以下のようなトピックをその足がかりとする。
1.達成動機づけの内発と外発の問題
2.利己的動機と利他的動機をめぐる問題
3.他者との関係性のなかでの動機づけ
4.対立する目標の調整としてのセルフ・コントロール
5.動機づけをめぐる意思と無意識の問題
研究論文の読み方のコツを覚える。
社会心理学の研究の方法論や研究のロジックについて学ぶ。
研究論文をクリティカルに読むことができるようになる。
英語の専門論文を読む。
心理学の実証論文を読み、その内容について議論する。
夏休みには合宿を行い集中的に勉強する機会を設ける。
原則として担当者がレジュメを作成した上で報告するという形式で行う。発表の仕方、予習・復習の仕方については初回授業時に説明する。
担当者は担当論文について、発表用のレジュメを作成する。
担当者以外も発表論文を通読しておくこと。
その他に学習内容に対応した予習・復習課題をG-Portより提出することを求める。
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):100%
毎回の出席を基本とする。担当論文の発表、授業中に課す簡単なレポート、討論への参加により総合的に判断する。
履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。